驚愕驚喜イベント潜入
原稿のきれっぱし。
この人たちはのっぴきならない事情で手を組むことになっても互いの立場を忘れずにいちいち衝突していればいいと思うよ。
ところでいい加減そろそろ本腰入れないと本気でまずいのですが原稿が実に亀の歩みで泣ける泣ける。
現在7/60の下書きという有様で現状に自分が失神寸前ですよヒィ。
描いても描いても思うような線がかけないときは星一徹のようにちゃぶ台をひっくり返したくなります。もちろんひっくり返るのは私の原稿作業台、という名の中くりぬいたみかん箱ですよ。一年近く前のアレ。
いまだにトキワ荘的ノスタルジック要素満載なトレース台(材料:みかん箱・アクリル台・懐中電灯)の上で原稿してるよ。なかなかどうして部屋の真ん中にみかん箱が鎮座している光景にも慣れたってモノだ、もはや来客の誰もが件の箱の存在について何も言及しなくなった泣
それは置いといて、なんでまたこんなにヒーヒー原稿に追われているのかというと相方山ぐっちにより5/25に開かれる地元長野のイベントにお前ルパンサークルとして出れ、と厳命が下ったのです。5月って!今四捨五入したら3月!時間がないよノータイムだよ!という我が悲鳴は却下されました。オオオウ。
とはいえオブサワ、都内など大きいイベントには結構出たことがあるのですが地元のイベンツに自分がサークル取るのは始めてだったりして、まだ申し込みすらしてないのにビビッております。実に初々しい心境です。しかしちびりそうです。
そんな中、本日山ぐっちが参加する地元松本のイベントに
とはいえ我々の戦いは前日から始まっていたのであるが。イベントの前というと決まって我々の間で執り行われる、レッツ修羅場。
ドロンジョ様のお姿のムキムキマッチョナイスミドルは実に素敵で白目剥きそうだったよ…。なんて素敵な殺ッターマンなんた、と朝っぱらから撃沈してた。
そんな、会場時間を余裕で食い込んで本をこしらえるという夏休みラスト1日で自由研究に挑む小学生のようなことを涙目で行いつつ、なんとかイベント会場までたどり着いた。
その段階ですでに我々ただの屍のようだ状態であったのだが、せっかくの地元のイベント、オールジャンルだしいろいろ見て回ろうじゃないかとイベントパンフを見たところ思わず手を叩いて喜んでみた。
まさか、地元の小さいイベントでルパンサークルさんが参加されておられるとは。
それから自分ものすごい挙動不審。ものすごい落ち着かない。
餌を目の前にしてまてを言い付かった忠犬のようにそわそわそわそわしながらいつそのサークルさんの元へ買い出しにいくかをうかがう、まるでストーカーのような有様に。
地元のイベントは地方のイベントにありがちなセオリーの通り、やはり人気ジャンルにサークルさんが集中し、他のジャンルはオンリーワンになるようなことは実にざらです。母体となる人気人口密度の差でもあるんだけど、やっぱりここ数年は地元でイベントに出かけても求めるマイナー系ジャンルが見つかることもなく、あったらいいなあ、という淡い期待をこめて赴くことが常でした。
だから本当吃驚したんだ。そして本当うれしかったんだ。来てくれてありがとうございます今日はこの瞬間のためにここまでやってきたようなものだ、と心の中はすでにねぶた祭りが大勃発、巨大みこしによって家の塀が数十個吹っ飛ばされる勢いでねぶたの奴が走り回っていたよ。
そんな挙動不審さをなんとか押し殺しつつサークルさんの前に立ち、机の上のものを全部大人買いする自分。まさか地元のイベントで警部殿にお会いできる な ん てっキャー!!!ともうヤバイ、すんごいヤバイ。ありがとうございますの一言すら喉の奥でつっかえて「あっがどごっざいましった」とか言ってた自分恥。
あとはもーキモイ笑顔で過ごしましたとも。油断すると口の端がつりあがってまるで魔物の笑みという恐怖。滾りすぎ、自分すごい滾りすぎ。
本も実に素敵でした。愛の篭った内容に現在もウフリウフリと今の自分は気持ちの悪いことになってますよ。
驚きサプライズに心潤いました。地元イベント行ってみるものだ!
ついでとばかりにイベントの企画でイラスト貼り付けられるボードがあったので意気揚々とルパンさん描いて貼り付けてみた甲斐性なしです。OVA楽しみだ。
そんなほっこり素敵な余韻に浸るスイートタイムは瞬時に終了し、目下の問題は6月完成の予定だった本の締め切りが1ヶ月以上縮まった事実にぶるぶる震えております。
5/25の地元イベンツ「COMIC FACTORY13」出れたら出たい心持。