背景絵特訓大会@ミーシャと警部でいろいろ妄想主に擬似親子編
最近リハビリを兼ねて背景ありきの一枚絵を描いてたりしてます。
身内周りからシチュエーションもらって描くという感じなんだけど、久しぶりにでかい紙全面にいろいろ描き込むのはテンション上がるぜ!
せっかく自分の鬼筆圧に耐えられるフェルトペンをゲトしたので可能な限りゴリゴリやってみることにしてます。
そんな絵どもと、ついでに妄想した長文を1個ずつ流していくので、興味のある方は追記クリック。
●お題1 ミーシャ×警部 in バー
クリックで拡大するよ
銭村の一部界隈で一時話題が盛り上がったのがこの二人。
ミーシャって、ヲタから返却に出てきた女殺し屋のべっぴんさんな。
お宝〜のあと、うっかりミーシャだけ生き残っちゃったって設定で、いろいろ滾っておりました。
以下その時発生したネタ
身内周りからシチュエーションもらって描くという感じなんだけど、久しぶりにでかい紙全面にいろいろ描き込むのはテンション上がるぜ!
せっかく自分の鬼筆圧に耐えられるフェルトペンをゲトしたので可能な限りゴリゴリやってみることにしてます。
そんな絵どもと、ついでに妄想した長文を1個ずつ流していくので、興味のある方は追記クリック。
●お題1 ミーシャ×警部 in バー
クリックで拡大するよ
銭村の一部界隈で一時話題が盛り上がったのがこの二人。
ミーシャって、ヲタから返却に出てきた女殺し屋のべっぴんさんな。
お宝〜のあと、うっかりミーシャだけ生き残っちゃったって設定で、いろいろ滾っておりました。
以下その時発生したネタ
ミーシャが生き残れたとしても、守るべき相手であるラッツを失って、盾としての役割も愛する人という存在も全て無くして途方に暮れてると思うんだよ。
これからどうやって生きてけばいいのか分からなくなっちゃって、ふらりと自分探しの旅と称してフランスとかに単身出てくる。
でも結局何も見つからなくて、かと言って普通に生きていくにはあまりに手を汚しすぎ裏の世界に染まりすぎた。
私の人生って一体何だったのかしら…みたいな思いに絡められて、たまたま立ち寄ったバーでぼーっとしながらお酒嗜んでたら、後ろから声かけられた。
振り返ったら、見覚えのある男が。大きな背格好にがっしりした体型、よれたトレンチコート。ああ、そういえばルパン三世を追い続けている刑事じゃない、と脳の片隅の記憶を引っ張り出してくるミーシャ。
でも別に声かけられる言われはないわ…と思っていたところ、横に当然のように陣取られ、水割りとか頼んじゃってる警部。
しばらく何するでもなく無言で酒を嗜んでた二人、先に口を開いたのは警部で。
「あんたァ、これからどうするつもりなんだ」
と、最も今問題視してる点を的確に突かれ、思わず口ごもるミーシャ。
ラッツが死んで、盾として暗殺業に手を染め続けてきたあんたは今、自由の身じゃないのか。新しい人生を歩む気はないのか、みたいな話を、言葉選びつつぽつぽつ語りかけられ、
お酒が入っていたこともあって、初めて他者に心の中を吐露するミーシャ 。
「だって…私にはこういう生き方しかできないもの」
生まれた時から血にまみれてた。初めて人殺したのはまだ年端もいかない子供の時、それも身内を殺めた。それが普通だった。そんな女に、どういった新しい人生があると思って?
八つ当たりするかのように一気に言葉をつなげ、目の前のマティーニを一気に飲み干す。そういえば誰かと話をするのは久しぶりだった。それも男、どちらかと言うと敵に属するはずの男に対して。
酔ってる、早くこの場から去らなきゃ。弱いところを見られるなんて暗殺者として失格だ。そう自身に言い聞かせ、立ち上がろうと腰を浮かせた時、水割りを舐めつつ、のんびりとした口調で警部が言う。
「あんた、可愛いお嬢さんなのにもったいねぇなァ」
自身の耳を疑うミーシャ。可愛い?お嬢さん?この私が?
動揺するミーシャに構わず、警部は話を続ける。
可愛いし、まだ若いんだからいくらでもなりたい自分になれるさ。やり直すことだって何度でも、諦めない限りいつだってリターンマッチだ。俺なんか一体何度あの猿怪盗に負けて挫折を感じたか分かんねえ。でもこうやって今でも追いかけてる。おっちゃんにできるんだからあんたに出来ないはずないんじゃないか。なぁ。酒がはいって少しだけ上気した声が心地よく耳に届いて、なんだかどうしようもなく動揺と、あと何故か胸の高鳴りを感じるミーシャ。
美しいとか、美人とかそういうことは飽きるほど聞かされたが、可愛いお嬢さんというのは初めて受けた称賛だったから。
なんというか、すごくくすぐったいような、でもすごく温かい。アルコールだけじゃない、それ以外の要因が頬を赤く染めてる。
甘えたりとか出来ない人だったろうから、こういう父性の強い人にお譲ちゃん扱いされたらすっかりグラっときそうだ。
そんな感じで、思わず色々と語ったり、警部の赤い人追跡の失敗談とか面白おかしく聞かされて思わず吹き出しちゃったり、2時間くらいとりとめなく話したり、お酒飲んだりして過ごす二人。
その後、店を出て、俺ァこっちだから、とミーシャに背を向けて去ろうとする警部。ふと思い出し足を止め、コートのポケットを探り、ミーシャのもとに戻ってきた。
そしてその手を取り、手のひらの上に黒飴を1つ乗せる。
見たことのない、日本語が描かれた黒い包装袋のなかに、琥珀色。驚くミーシャに、悲しいことがあったら甘いモノ食べるといいんだぞ、とそれを握らせる警部。ニッと歯を剥きだして笑顔を作り、再び背を向ける。
どうして、こんな。まるで本当に「普通の」女の子を元気づけるかのように無造作に握らした安っぽい飴が、なぜかどうしようもなく嬉しくて。
おもらず警部を呼び止めるミーシャ。ワンテンポ遅れて振り返る警部。
来週も同じ店にいるからもう一度会って頂戴。そう頼むミーシャに、二つ返事でOKを出す警部。
そんな感じで、週に1度、裏通りのバーで二人が並んでお酒嗜む習慣が生まれた…という妄想が炸裂した。
毎度帰り際になると、アポロとかチロルとか小梅を1個ずつ渡してくれる警部と、それらを持ちかえって宝石箱の中に大事にしまっておくミーシャとか、おとんと娘みたいな感じで付かず離れずの距離感でいるのっていいんじゃないかな!!みたいな方向でたぎる次第である。
ある日赤い人の予告とお会いする日が重なっちゃって、申し訳ないと思いつつ当然赤い人を追っかける警部と、来ないとわかっていながらバーで待つミーシャ。翌週、済まなかったと頭を下げる警部に、私も同じように予告出したらあなたは捕まえに来てくれるのかしらっていわれ途方に暮れる警部とかも同時に受信する。
もういっそわがまま言って甘えたらいいんじゃないかな!
しかし警部はもう一人出来の良すぎて手に負えないドラ息子がいるので、さらに娘出来たらなかなかどうして大変そうだがそれはそれで実に幸せな構図の気がするんだがいかがか。
なにげに警部っていろいろなところで無意識に人をたらしこむ天才だと思う。
ちなみに似たようなシチュエーションでるル銭的に考えたんだが、バーに100本の真っ赤なバラの花束抱えた勝負服白タキシードでめかしこんだ赤い人が、警部に渾身の右ストレート食らって吹っ飛んでる図しか思いつかなんだ。
これからどうやって生きてけばいいのか分からなくなっちゃって、ふらりと自分探しの旅と称してフランスとかに単身出てくる。
でも結局何も見つからなくて、かと言って普通に生きていくにはあまりに手を汚しすぎ裏の世界に染まりすぎた。
私の人生って一体何だったのかしら…みたいな思いに絡められて、たまたま立ち寄ったバーでぼーっとしながらお酒嗜んでたら、後ろから声かけられた。
振り返ったら、見覚えのある男が。大きな背格好にがっしりした体型、よれたトレンチコート。ああ、そういえばルパン三世を追い続けている刑事じゃない、と脳の片隅の記憶を引っ張り出してくるミーシャ。
でも別に声かけられる言われはないわ…と思っていたところ、横に当然のように陣取られ、水割りとか頼んじゃってる警部。
しばらく何するでもなく無言で酒を嗜んでた二人、先に口を開いたのは警部で。
「あんたァ、これからどうするつもりなんだ」
と、最も今問題視してる点を的確に突かれ、思わず口ごもるミーシャ。
ラッツが死んで、盾として暗殺業に手を染め続けてきたあんたは今、自由の身じゃないのか。新しい人生を歩む気はないのか、みたいな話を、言葉選びつつぽつぽつ語りかけられ、
お酒が入っていたこともあって、初めて他者に心の中を吐露するミーシャ 。
「だって…私にはこういう生き方しかできないもの」
生まれた時から血にまみれてた。初めて人殺したのはまだ年端もいかない子供の時、それも身内を殺めた。それが普通だった。そんな女に、どういった新しい人生があると思って?
八つ当たりするかのように一気に言葉をつなげ、目の前のマティーニを一気に飲み干す。そういえば誰かと話をするのは久しぶりだった。それも男、どちらかと言うと敵に属するはずの男に対して。
酔ってる、早くこの場から去らなきゃ。弱いところを見られるなんて暗殺者として失格だ。そう自身に言い聞かせ、立ち上がろうと腰を浮かせた時、水割りを舐めつつ、のんびりとした口調で警部が言う。
「あんた、可愛いお嬢さんなのにもったいねぇなァ」
自身の耳を疑うミーシャ。可愛い?お嬢さん?この私が?
動揺するミーシャに構わず、警部は話を続ける。
可愛いし、まだ若いんだからいくらでもなりたい自分になれるさ。やり直すことだって何度でも、諦めない限りいつだってリターンマッチだ。俺なんか一体何度あの猿怪盗に負けて挫折を感じたか分かんねえ。でもこうやって今でも追いかけてる。おっちゃんにできるんだからあんたに出来ないはずないんじゃないか。なぁ。酒がはいって少しだけ上気した声が心地よく耳に届いて、なんだかどうしようもなく動揺と、あと何故か胸の高鳴りを感じるミーシャ。
美しいとか、美人とかそういうことは飽きるほど聞かされたが、可愛いお嬢さんというのは初めて受けた称賛だったから。
なんというか、すごくくすぐったいような、でもすごく温かい。アルコールだけじゃない、それ以外の要因が頬を赤く染めてる。
甘えたりとか出来ない人だったろうから、こういう父性の強い人にお譲ちゃん扱いされたらすっかりグラっときそうだ。
そんな感じで、思わず色々と語ったり、警部の赤い人追跡の失敗談とか面白おかしく聞かされて思わず吹き出しちゃったり、2時間くらいとりとめなく話したり、お酒飲んだりして過ごす二人。
その後、店を出て、俺ァこっちだから、とミーシャに背を向けて去ろうとする警部。ふと思い出し足を止め、コートのポケットを探り、ミーシャのもとに戻ってきた。
そしてその手を取り、手のひらの上に黒飴を1つ乗せる。
見たことのない、日本語が描かれた黒い包装袋のなかに、琥珀色。驚くミーシャに、悲しいことがあったら甘いモノ食べるといいんだぞ、とそれを握らせる警部。ニッと歯を剥きだして笑顔を作り、再び背を向ける。
どうして、こんな。まるで本当に「普通の」女の子を元気づけるかのように無造作に握らした安っぽい飴が、なぜかどうしようもなく嬉しくて。
おもらず警部を呼び止めるミーシャ。ワンテンポ遅れて振り返る警部。
来週も同じ店にいるからもう一度会って頂戴。そう頼むミーシャに、二つ返事でOKを出す警部。
そんな感じで、週に1度、裏通りのバーで二人が並んでお酒嗜む習慣が生まれた…という妄想が炸裂した。
毎度帰り際になると、アポロとかチロルとか小梅を1個ずつ渡してくれる警部と、それらを持ちかえって宝石箱の中に大事にしまっておくミーシャとか、おとんと娘みたいな感じで付かず離れずの距離感でいるのっていいんじゃないかな!!みたいな方向でたぎる次第である。
ある日赤い人の予告とお会いする日が重なっちゃって、申し訳ないと思いつつ当然赤い人を追っかける警部と、来ないとわかっていながらバーで待つミーシャ。翌週、済まなかったと頭を下げる警部に、私も同じように予告出したらあなたは捕まえに来てくれるのかしらっていわれ途方に暮れる警部とかも同時に受信する。
もういっそわがまま言って甘えたらいいんじゃないかな!
しかし警部はもう一人出来の良すぎて手に負えないドラ息子がいるので、さらに娘出来たらなかなかどうして大変そうだがそれはそれで実に幸せな構図の気がするんだがいかがか。
なにげに警部っていろいろなところで無意識に人をたらしこむ天才だと思う。
ちなみに似たようなシチュエーションでるル銭的に考えたんだが、バーに100本の真っ赤なバラの花束抱えた勝負服白タキシードでめかしこんだ赤い人が、警部に渾身の右ストレート食らって吹っ飛んでる図しか思いつかなんだ。