ゴールデンボール事件
窓を開ければ交通渋滞にも匹敵するような大音響で鳴り響くかえるの声。
そんなド田舎からお届けしております。
本当うるさいかえるの声。外で会話しようものなら隣の友人の声が聞こえなくなるくらいです。何匹家の前の田んぼに潜んでいるんだろう。
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さて、そんなかえる事情はおいておいて。
先ほど晩御飯の用意のために冷凍庫を漁っておりました。
冷凍庫は小型の業務用タイプの冷凍庫。小型といっても横1.5×縦1.0×奥行き0.8mくらいのなかなか大きなものでございます。
長方形のでかい冷凍庫のふたを上に持ち上げるかたちで、中にいろいろと冷凍物を突っ込んでいくわけですが。
中には冷凍ピザや冷凍肉まん、冷凍にしたとうもろこしや冷凍にしたゴーヤの干した奴(自家栽培)、冷凍にされた鶏まるごとや冷凍になった新巻鮭や冷凍庫になぜかぶら下がる熊の右手など、なかなかアグレッシブな冷凍庫なのですが。
そんな「魔窟」を漁るように半身を乗り出して冷凍庫を漁っていた自分、発掘を目指していたのは冷凍うなぎでした。
今日はうなぎをかりかりに焼き上げてひつまぶしにするんだぜうへへと晩飯に思いをはせつつ-18度の空間に全力で挑んでいたところ、
突然閉まった冷凍庫のふたに半身を挟まれました。
図.冷凍庫のふたに挟まったオブサワの間抜けな姿
うおおおおおい!!ふた!重!!うわ自分体動かせないしなんといっても冷凍庫、挟まった上半身がめっちゃ寒い!!
なにせ相手は-18度、ふたにのしかかれて冷凍庫内上部にその姿を雄雄しく見せ付けていた新巻鮭の切り身に強制的にキスする羽目になりつつ上半身をもがかせ、暴れ、懇親の力を振り絞ってふたを持ち上げ、脱出。
顔面鮭臭くて泣きそうですし、鼻の頭にどっかから漏れ出ていたと思われる得体の知れない汁をミゾレにしたような奴をもっさり生やししかも冷たくてめっちゃ痛い。
そんな悲惨な状況になりつつも、脱出した喜び、生命危機にまで陥る冷凍庫の危険性、そして冷凍庫上部に鮭を置くなといった話題を家族たちに切々と訴えたところ、
「この万年ドリフ野郎!」
と罵られました。ひどい家族です。
-----------------
それはそうと、本題(今まで前ふりだったのが泣ける)。
タイトルの話題をしたいと思うのですが、ちょっと色々アレな話題なので注意書きを1つ。
・虫話
・下半身ネタ、しかも痛い系
以上2つに対して尋常ならぬ拒否反応がおきてしまう方にはこれからしたの内容はオススメできません。
大丈夫でよいざカモンという勇者様だけスクロールしてご覧ください。
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ところで、皆様は「カメムシ」という虫をご存知でしょうか。
そうです、学校の清掃時間帯とかにたまに床に登場し、異常なまでの臭気を振りまきクラス内を阿鼻叫喚の渦に叩き落す、緑だったり茶色だったりする、アイツ。
参考写真:カメムシ
カメムシ(椿象、亀虫)は、カメムシ目(半翅目)・カメムシ亜目(異翅亜目)に属する昆虫のうち、カメムシ科など陸生昆虫の総称である。標準和名を「カメムシ」とする昆虫は存在しない。悪臭を放つことで知られる。そこから「クサムシ」という俗称がある。(Wikipediaより抜粋)
ちなみにカメムシを捕獲しようと果敢に挑んだ勇者が素手にて奴を捕らえたとき、白かった体操着が一瞬にして黄色く染まるほどの臭気を爆発させた恐るべきカメムシの存在は我が出身小学校での伝説である(実話)
事の発端は、中条父。
晩飯時間、我が一族は「死んでも飯は皆で食う」という良く分からん信念があるのでその日もその信念に従い皆でテーブルを囲み夕食であるハンバーグを一心不乱に食らっておりました。
そんな中、尋常ならぬ面持ちで箸を置いた我が中条父。
何事ぞ、と聞くと彼は重い口をゆっくりと開きました。
「実はな、キ●タマがな…」
いきなり飯時に何を言い出すかと思えばこの野郎!と噴飯ものの単語を口にしおった中条父に当然一族は非難の抗議。
しかし彼の話は、身も心も下半身も凍らす恐ろしいものでした。
(BGM:よにも奇妙な物語のアレ)
中条父の仕事場は様々な地域に出張というかたちで常に変動します。
その日の仕事場は、地元でもおしゃれに気を使う伊達男と評判の某氏(40代)宅。
その日の仕事の内容はリフォームの関係で技術者たちを自宅に招いていろいろと作業を行うというごくライトなものだったといいます。
しかし、伊達男氏の自宅には、もう1つ恐るべきいわくがありました。
というのも、彼の自宅はちょっと山陰に入る、いわば日当たりの悪い場所。
それがあだとなったのか、寒い冬を温かい断熱材の中ですごし春になっていっせいにふ化をした「カメムシ」により、外壁にもカメムシ、廊下にもカメムシ、風呂場にも子ども部屋にもリビングルームにもカメムシ、というカメムシ大発生による「カメムシ屋敷」と化してしまったのです。
カメムシが大量におりますから当然屋敷の空気はどことなくカメムシ臭。うっかり廊下に一歩踏み出したらカメムシを踏んでいたということも決して珍しくないという、まるで梅図かずおの世界。
だからこそ換気のいい家へリフォームしたかったのかなんなのか、リフォーム完成には伊達男氏家族の期待を一身に背負っておりました。
そして中条父をはじめとする職人を迎える時間も近くなってきたところ、伊達男氏はいつものようにおしゃれに気を使うべく風呂へ入っていきました。
まだ昼間、太陽も高くその日は穏やかな気候。風呂に入りつつ鼻歌の1つも自然に出てきそうなすがすがしいひと時を彼は過ごしたに違いありません。そう、風呂を出るまでは…。
職人が来る時間もせまってきたので、彼は洗い立ての下着とスーツに身を固め、意気揚々とリビングに現れました。
職人たちにお茶やお菓子を振舞い、リフォームの話題も佳境に差し掛かった頃。
突然伊達男氏の体が弾かれたように飛び上がりました。
驚く職人、蒼白な伊達男。
何かおかしい
何かがおかしい
つーか
何かがブリーフの中にいる!!
恐怖のあまり顔を引きつられた伊達男氏は、職人の前にもかかわらず自らのズボンを引っぺがし始めました。
狼狽する職人、必死の形相の伊達男。
そしてブリーフに手を突っ込んだ伊達男氏が叫びました。
カメムシが!!
そこで事態は急変しました。
なんと伊達男氏のブリーフにはカメムシが潜んでいたのです。
おそらく洗濯の最中にくっついてしまったのでしょう、そうとは知らず伊達男氏はブリーフを履いてしまいましたINカメムシ。
カメムシもそのままおとなしく履かれたままになっておりませんでした。
なんと、こともあろうに伊達男氏の「ゴールデンボール」の裏に移動、そのがっしりとした足を柔らかいゴールデンボールの裏に食い込ませ、「我、ここにあり」といわんばかりに自己主張を始めたのです。
当然ゴールデンボールは男性諸君の最大の急所の1つ。
そこに、いわば鋭利な突起物が刺さっているような状態ですから伊達男氏は悶絶しました。
なんとかカメムシを取り出そうとするも、カメムシ臭にむせ、カメムシを取り出すということは職人たちの前でゴールデンボールはおろか珍子まで出さねばならぬという事態もあり躊躇しきり。
しかしカメムシ地獄の抱擁は更に激しさを増し、このままではゴールデンボールから流血という大変恐ろしい事態も考えられるようになる始末。
伊達男氏、意を決してカメムシもろともオープン・ザ・珍子、とカメムシを捕らえた指先に力をこめた、まさにその時、
ぐしゃり
硬いものがはぜて潰れる、嫌な衝撃と耳障りな音。
そして続く、伊達男氏のものすごい絶叫。
力を入れすぎたため、カメムシが潰れてしまったのです。ぷちっと。
だがしかし、カメムシの恐怖はそれで終わりませんでした。
伊達男氏、ゴールデンボール丸出しで悲鳴を上げてます。
「熱!!!!熱い!!!」
あわてて職人集がコップで水をもってきて伊達男のゴールデンボールに振り掛けてやると、なんだかゴールデンボールが真っ赤になって通常の2倍のサイズ。そしてゴールデンボールを押さえてのた打ち回る伊達男。
潰れたカメムシから立ち上る、この世の終わりのような臭気。
まさに地獄絵図。
後で知ったことですが、カメムシが例のにおいを噴射するときに一時的に高い温度を発生させるのだとか。
その温度、実に180度というから驚きです。
つまり、潰れたカメムシが最期に発したガスが伊達男氏のゴールデンボールを直撃、180度もの高温で炙った、というわけです。
つまり、
ザ・焼きゴールデンボール。
なんと恐ろしい。
…
食卓の空気の温度が2度3度下がった気がしました。
自分にあるはずのないゴールデンボールが痛くて仕方ない気分です。
カメムシの未知なる能力にも驚かされたが、何よりも気になるのが、
伊達男氏、その後病院に言ったらしいのですが医者に「どうしましたか」と聞かれて「カメムシにゴールデンボールを焼かれました」と答えたんだろうか、ということ。唯一の救いはカメムシの脅威が珍子まで及ばなかったことくらいです。
そして何よりも、今後ハンバーグ食うときに一族皆ゴールデンボールを思い出さねばならぬのかということ(泣)
「でも、ミートボールじゃなくて良かったじゃないですか」
と言ってくださった勇者の言葉に頬を濡らす日々です。
どこまでもドリフ体質なオブサワ一族。
そういえばドリフにパンツの中にうなぎとかタコとかいろいろぶち込むネタがあったような気がしますが、アレ、実際やってみるとものすごい死亡遊戯なんだろうなと再びあるはずのないゴールデンボールと珍子が痛痒くなってくるわけです。見てる分にはめっちゃ大爆笑なのにな。
そんな自分はパンツに蜂が混入した恐怖の思い出あり。
ええ、見事にゴールデンボールと同等の部位を刺されましたことよ(死)
これだからドリフ人生は!ドリフ野郎!!とセルフSM。
そして「伊達男」と聞いてアルベルトさんしか思いつかなかった自分に欝。
そんなド田舎からお届けしております。
本当うるさいかえるの声。外で会話しようものなら隣の友人の声が聞こえなくなるくらいです。何匹家の前の田んぼに潜んでいるんだろう。
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さて、そんなかえる事情はおいておいて。
先ほど晩御飯の用意のために冷凍庫を漁っておりました。
冷凍庫は小型の業務用タイプの冷凍庫。小型といっても横1.5×縦1.0×奥行き0.8mくらいのなかなか大きなものでございます。
長方形のでかい冷凍庫のふたを上に持ち上げるかたちで、中にいろいろと冷凍物を突っ込んでいくわけですが。
中には冷凍ピザや冷凍肉まん、冷凍にしたとうもろこしや冷凍にしたゴーヤの干した奴(自家栽培)、冷凍にされた鶏まるごとや冷凍になった新巻鮭や冷凍庫になぜかぶら下がる熊の右手など、なかなかアグレッシブな冷凍庫なのですが。
そんな「魔窟」を漁るように半身を乗り出して冷凍庫を漁っていた自分、発掘を目指していたのは冷凍うなぎでした。
今日はうなぎをかりかりに焼き上げてひつまぶしにするんだぜうへへと晩飯に思いをはせつつ-18度の空間に全力で挑んでいたところ、
突然閉まった冷凍庫のふたに半身を挟まれました。
図.冷凍庫のふたに挟まったオブサワの間抜けな姿
うおおおおおい!!ふた!重!!うわ自分体動かせないしなんといっても冷凍庫、挟まった上半身がめっちゃ寒い!!
なにせ相手は-18度、ふたにのしかかれて冷凍庫内上部にその姿を雄雄しく見せ付けていた新巻鮭の切り身に強制的にキスする羽目になりつつ上半身をもがかせ、暴れ、懇親の力を振り絞ってふたを持ち上げ、脱出。
顔面鮭臭くて泣きそうですし、鼻の頭にどっかから漏れ出ていたと思われる得体の知れない汁をミゾレにしたような奴をもっさり生やししかも冷たくてめっちゃ痛い。
そんな悲惨な状況になりつつも、脱出した喜び、生命危機にまで陥る冷凍庫の危険性、そして冷凍庫上部に鮭を置くなといった話題を家族たちに切々と訴えたところ、
「この万年ドリフ野郎!」
と罵られました。ひどい家族です。
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それはそうと、本題(今まで前ふりだったのが泣ける)。
タイトルの話題をしたいと思うのですが、ちょっと色々アレな話題なので注意書きを1つ。
・虫話
・下半身ネタ、しかも痛い系
以上2つに対して尋常ならぬ拒否反応がおきてしまう方にはこれからしたの内容はオススメできません。
大丈夫でよいざカモンという勇者様だけスクロールしてご覧ください。
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ところで、皆様は「カメムシ」という虫をご存知でしょうか。
そうです、学校の清掃時間帯とかにたまに床に登場し、異常なまでの臭気を振りまきクラス内を阿鼻叫喚の渦に叩き落す、緑だったり茶色だったりする、アイツ。
参考写真:カメムシ
カメムシ(椿象、亀虫)は、カメムシ目(半翅目)・カメムシ亜目(異翅亜目)に属する昆虫のうち、カメムシ科など陸生昆虫の総称である。標準和名を「カメムシ」とする昆虫は存在しない。悪臭を放つことで知られる。そこから「クサムシ」という俗称がある。(Wikipediaより抜粋)
ちなみにカメムシを捕獲しようと果敢に挑んだ勇者が素手にて奴を捕らえたとき、白かった体操着が一瞬にして黄色く染まるほどの臭気を爆発させた恐るべきカメムシの存在は我が出身小学校での伝説である(実話)
事の発端は、中条父。
晩飯時間、我が一族は「死んでも飯は皆で食う」という良く分からん信念があるのでその日もその信念に従い皆でテーブルを囲み夕食であるハンバーグを一心不乱に食らっておりました。
そんな中、尋常ならぬ面持ちで箸を置いた我が中条父。
何事ぞ、と聞くと彼は重い口をゆっくりと開きました。
「実はな、キ●タマがな…」
いきなり飯時に何を言い出すかと思えばこの野郎!と噴飯ものの単語を口にしおった中条父に当然一族は非難の抗議。
しかし彼の話は、身も心も下半身も凍らす恐ろしいものでした。
(BGM:よにも奇妙な物語のアレ)
中条父の仕事場は様々な地域に出張というかたちで常に変動します。
その日の仕事場は、地元でもおしゃれに気を使う伊達男と評判の某氏(40代)宅。
その日の仕事の内容はリフォームの関係で技術者たちを自宅に招いていろいろと作業を行うというごくライトなものだったといいます。
しかし、伊達男氏の自宅には、もう1つ恐るべきいわくがありました。
というのも、彼の自宅はちょっと山陰に入る、いわば日当たりの悪い場所。
それがあだとなったのか、寒い冬を温かい断熱材の中ですごし春になっていっせいにふ化をした「カメムシ」により、外壁にもカメムシ、廊下にもカメムシ、風呂場にも子ども部屋にもリビングルームにもカメムシ、というカメムシ大発生による「カメムシ屋敷」と化してしまったのです。
カメムシが大量におりますから当然屋敷の空気はどことなくカメムシ臭。うっかり廊下に一歩踏み出したらカメムシを踏んでいたということも決して珍しくないという、まるで梅図かずおの世界。
だからこそ換気のいい家へリフォームしたかったのかなんなのか、リフォーム完成には伊達男氏家族の期待を一身に背負っておりました。
そして中条父をはじめとする職人を迎える時間も近くなってきたところ、伊達男氏はいつものようにおしゃれに気を使うべく風呂へ入っていきました。
まだ昼間、太陽も高くその日は穏やかな気候。風呂に入りつつ鼻歌の1つも自然に出てきそうなすがすがしいひと時を彼は過ごしたに違いありません。そう、風呂を出るまでは…。
職人が来る時間もせまってきたので、彼は洗い立ての下着とスーツに身を固め、意気揚々とリビングに現れました。
職人たちにお茶やお菓子を振舞い、リフォームの話題も佳境に差し掛かった頃。
突然伊達男氏の体が弾かれたように飛び上がりました。
驚く職人、蒼白な伊達男。
何かおかしい
何かがおかしい
つーか
何かがブリーフの中にいる!!
恐怖のあまり顔を引きつられた伊達男氏は、職人の前にもかかわらず自らのズボンを引っぺがし始めました。
狼狽する職人、必死の形相の伊達男。
そしてブリーフに手を突っ込んだ伊達男氏が叫びました。
カメムシが!!
そこで事態は急変しました。
なんと伊達男氏のブリーフにはカメムシが潜んでいたのです。
おそらく洗濯の最中にくっついてしまったのでしょう、そうとは知らず伊達男氏はブリーフを履いてしまいましたINカメムシ。
カメムシもそのままおとなしく履かれたままになっておりませんでした。
なんと、こともあろうに伊達男氏の「ゴールデンボール」の裏に移動、そのがっしりとした足を柔らかいゴールデンボールの裏に食い込ませ、「我、ここにあり」といわんばかりに自己主張を始めたのです。
当然ゴールデンボールは男性諸君の最大の急所の1つ。
そこに、いわば鋭利な突起物が刺さっているような状態ですから伊達男氏は悶絶しました。
なんとかカメムシを取り出そうとするも、カメムシ臭にむせ、カメムシを取り出すということは職人たちの前でゴールデンボールはおろか珍子まで出さねばならぬという事態もあり躊躇しきり。
しかしカメムシ地獄の抱擁は更に激しさを増し、このままではゴールデンボールから流血という大変恐ろしい事態も考えられるようになる始末。
伊達男氏、意を決してカメムシもろともオープン・ザ・珍子、とカメムシを捕らえた指先に力をこめた、まさにその時、
ぐしゃり
硬いものがはぜて潰れる、嫌な衝撃と耳障りな音。
そして続く、伊達男氏のものすごい絶叫。
力を入れすぎたため、カメムシが潰れてしまったのです。ぷちっと。
だがしかし、カメムシの恐怖はそれで終わりませんでした。
伊達男氏、ゴールデンボール丸出しで悲鳴を上げてます。
「熱!!!!熱い!!!」
あわてて職人集がコップで水をもってきて伊達男のゴールデンボールに振り掛けてやると、なんだかゴールデンボールが真っ赤になって通常の2倍のサイズ。そしてゴールデンボールを押さえてのた打ち回る伊達男。
潰れたカメムシから立ち上る、この世の終わりのような臭気。
まさに地獄絵図。
後で知ったことですが、カメムシが例のにおいを噴射するときに一時的に高い温度を発生させるのだとか。
その温度、実に180度というから驚きです。
つまり、潰れたカメムシが最期に発したガスが伊達男氏のゴールデンボールを直撃、180度もの高温で炙った、というわけです。
つまり、
ザ・焼きゴールデンボール。
なんと恐ろしい。
…
食卓の空気の温度が2度3度下がった気がしました。
自分にあるはずのないゴールデンボールが痛くて仕方ない気分です。
カメムシの未知なる能力にも驚かされたが、何よりも気になるのが、
伊達男氏、その後病院に言ったらしいのですが医者に「どうしましたか」と聞かれて「カメムシにゴールデンボールを焼かれました」と答えたんだろうか、ということ。唯一の救いはカメムシの脅威が珍子まで及ばなかったことくらいです。
そして何よりも、今後ハンバーグ食うときに一族皆ゴールデンボールを思い出さねばならぬのかということ(泣)
「でも、ミートボールじゃなくて良かったじゃないですか」
と言ってくださった勇者の言葉に頬を濡らす日々です。
どこまでもドリフ体質なオブサワ一族。
そういえばドリフにパンツの中にうなぎとかタコとかいろいろぶち込むネタがあったような気がしますが、アレ、実際やってみるとものすごい死亡遊戯なんだろうなと再びあるはずのないゴールデンボールと珍子が痛痒くなってくるわけです。見てる分にはめっちゃ大爆笑なのにな。
そんな自分はパンツに蜂が混入した恐怖の思い出あり。
ええ、見事にゴールデンボールと同等の部位を刺されましたことよ(死)
これだからドリフ人生は!ドリフ野郎!!とセルフSM。
そして「伊達男」と聞いてアルベルトさんしか思いつかなかった自分に欝。
2007/05/21(Mon) 00:41:25 | 叫び