ルパンステーションとバーバリー襲撃日記
冬コミの悪さの結果を送付第一弾させてもらいましたところ、届いたご連絡頂けてありがたい限りです!
無駄にキラキラしてる残念な本とかな、今考えても壮絶に詐欺だよなって思いつつ楽しんでいただけたらこれ幸いv
あと前回ちらっとのっけたへちまに思いがけず反響頂けて受けしい限りです。そのうち無駄に特集するだよ。
●ここ一週間ダイジェスト
・ちょっくら東京までいってきました話
先週の金曜の夜に立花さんから「ルパンステーションの最期をともに見届けてほしい」という血を吐くような、悲しみにあふれたメールを貰いました。
というのは、自分もその前日辺りに初めて知ったのですが、東京ドームのとこにあるルパンステーションのお店が今月末で閉店するって言うんだよ。
アサドリさんに去年末頃にシュミット絵と引き換えに神鏡(銭せんべい)の新作買っておいてくれと泣きついた所、
なんでか売り切れて再入荷予定無しって言われたという目から血が出そうな報告を受けていた辺りから、あれ?って思ってたんだけど、
よもや閉店だなんて!自分一度たりとも踏み入れた事がないのに、店!!と泣きそうになってたまさにその瞬間に舞い込んできた魅惑的なお誘いに、
「行きます、明日行きます」と、突然山から出陣を決意。
仕事場に、私は明日そこにいません、家になんかいませんと欲望の風を叩き付けていざ出陣。
朝っぱらからギラギラとハンターの目つきになって電車に乗り込みました。
だがしかし、自分が遠出するとすごい確率で雨か雪というジンクスをほしいままにしている残念な体質というか呪いは今回も健在で、なんか朝から地元スッゲー雪降ってるんだわ。
しかしこんなん序の口で、夜には更に倍率ドンという恐怖な宣告をテレビから受けつつも、しかしそんな事に我は億せぬ!ひるまぬ!
現在半額以下になってる赤い人のリボルテックとか買って来て謎の狙撃ごっことかして遊ぶ我が野望を今こそ果たす時!とかよくわからん使命感に滾っていた。
それに店内に飾られているモンパチ御大の筆絵を激写する任務を言いつかっているのでデジカメも装備した。充電池も2個持った。さすがに仕事用のでかい一眼レフは自重した。
そんな感じで東京です。田舎者の自分はいまだに東京駅を真っ当にクリアする自信がないので、だまっていてもたどり着けるはずである銀の鈴で立花さんと合流した。お久しぶりです!
そしていざ東京ドーム。なにげに自分昔この辺に住んでたのにドームに行った事はなかったんだ。
すごい新鮮な気分でキラキラしながらついていったよ。
この日はコスプレ解放日だったのか、鮮やかな民衆で埋まっていた。それらをすり抜け、いざお店に。
意外、結構コンパクトな感じのお店なのな!と思いつつ中入ったら在庫整理の真っ最中。すごい商品数減ってると思われる。今から行く人、急いだ方がいい!!
Tシャツとかイイナーと思ったんだけど、いつだって「これいつ着るん」という心の声に邪魔されてしまう。もういっそ仕事場のユニホームです!!!とか言い切ればいいのか。
とか残念な事を思いつつリボルテック購入。1000円でめっちゃ嬉しい。
あといろいろと小物たちを物色して、やっぱりせんべいがない現実に愕然としつつ、店内放映されてたバビロンの警部可愛いウッヒョーとか思ってみたりと、店内に我々しかいない事もあってそりゃもう好き勝手に見学祭り。
その後お会計に乗じて筆絵撮影の許可を貰う我々。これからが本番ぞとばかりにがっしゃがっしゃ撮影しまくる我々。
ああもう!!ああもう!!!!!こちらは店内展示用の複製なんだけど、前に大阪の街で展やった際原本見たときもたまらんーーたまらんのなんぞあの足!!足がよ!!とべにさんとともに絵の前でぐねぐねしまくった訳です。はーいい、いつ見てもいいまさに神光臨。
うっかり何十枚も撮影しちゃったんだが、照明の関係でどうにも反射しちゃってなー。
一眼レフ持ち込んでグラビアアイドルを激写するカメラ小僧みたいな状態になってしっかり撮れば良かったとちと後悔している。カメラ小僧化したらしたで別の後悔もしそうだが。
他の愛すべき連中も順繰りに撮影したが、明らかに警部の前から動かない時間が圧倒的だった。
くそっはやくこれらの絵をだき枕にする作業に公式は直ちに着手するべきだと思う。サイズ的にも完璧だろうよ、なあ!
そんな切ない心情を２人で吐露しながら店を後にした。気がつけばお昼、自分などは朝っぱらからろくなもんも食わずに電車に乗ってきたアホなので飢えはてていたわけです。
インドカレーのお店にしけこみ、昼間からワインをデキャンタで飲みだす我々２人。いきなりアルコールは行って早速残念度もうなぎ上りです。テンションもな。
すっかり出来上がった我々、その足で日本橋の高島屋に侵入した。
目的はあれです、バーバリーのお店物色というものすごい使命に滾っていたわけです。
ええ、そうです。バーバリーといえばトレンチコートです。警部のあの色の!!トレンチ見れば悲しいまでに反応してしまうのが信者の性です。
でも仕方ない、白衣のお店とか新宿で見つけてヒャホー!!!と歓喜の声とともに飛び込んで長い白衣を漁りまくって、ハゲの装備品ゲッツ!!とかやってた東京在住の学生時代と何ら変わりないわけです。性です。
そんなわけで、この高島屋さんは女性もののバーバリーと男性ものとがあってだな。当然信者どもはその両方に突撃しましたですよ。
トレンチがよ…真っ赤のやつとかピンクの奴とか、あのカーキーとかちょっと濃いカーキーとかなんかねいろいろあってだな!!
ふぉぉおおあああああ!!!!妙なテンションになった。すっごい毛穴開いてた。
高級ブランドのお店でございます。普段店のそとから覗き込んで垂涎するくらいが関の山な、そんな小心者な自分ですが今日は違います。同志という心強い戦友が横にいる今、我々に敵はない!!の勢いでトレンチに袖まで通してきた。
高いだけあって生地スゲーいい。しかも着心地最高。なんつーいいもの着て現場走り回っておられるのか警部!と脳内あらん方向にぶっ飛んでるがそこは信者なので仕方ないです。そういう事にしてください変態とか言うな分かっている。
いや、季節的にもすごい欲しいのです。警部関係なく普通に欲しい、くれ!買う!とか思ったんだが、しかし一着9万とかちょっとでかい金額に覚悟完了できなかった軟弱ぅぅぅぅ!!
でも一目惚れした赤くてなんかステキな透かし入っちゃってる傘は買った。立花さんも素敵折傘をゲット。バーバリーを手中にしたというよくわかんない高揚感に充たされ我々ヘヴン状態。
帰ってきてから地元で早速傘が必要なくらいに雪ガンガン降ってたが、当然傘を抱きかかえて自分は雪に埋もれるという、端から見たらなんぞこの人という状況をほしいままにしながら帰りました。悔いはない。
その後もゲットしたブツや警部たちについての愛から執着までを、酒片手にガンガン語らせていただきツヤッツヤになって帰ってきた。日帰り強行軍だったけど恐ろしいまでに充たされた一日でありました。
翌日はリボルテック遊びで1日つぶれたけどな。いいよこれ、手とかいろいろ角度別に装備されてるから絵を描くときにもお役立ちだぜヒャッホー!!
ただ問題は増える一方の立体を以下にそつがなくセッティングするかである。部屋の中がますますカオスで実に幸せである。目を細めると全体的に茶色と赤と緑と、あと白と青なのよなこの部屋。
