ワイリー様の危機話題長文2連発
本日の話題はワイリー様の流血首絞め絵だったりいかにして奴を拉致するかについて真剣に語っているのでしょっぱなから危険マーク張りまくりです。
問題ないぜ!という同志の方だけ追記へどうぞ。
しかしこうやってアレな方向に語るの楽しくていかんな!次警部でやろうと本気で考えてるよ。あれ、いつもと変わんないかこの辺がもう不吉メイツです。誰か語りませんかとか激しく叫びたい。
ところでなんか知らんが平日昼間が一番暇な身分の自分、週中の正午過ぎとかにチャットやりてぇとか言った所で構っていただけるフットワークの方がいらっしゃるかすんげー悩む(泣)
そんで、いい加減新しい危険バナーつくるべきかも知れん。「妄想文注意」とかそういう。それもなんかすんげー潔いんだけど嫌過ぎます。色は深緑かその辺で。
さて最近良い感じに不吉づいている自分ですが、
先日不吉ソウル共有の、ロクマンレアボスの先駆者であるアサドリ先生といろいろと語っておりまして。
この、常に無敵に素敵、ほんっとにこの男は落盤の下敷きになっても死なず(R3)、ワイリースターで最終兵器サンゴット様に狙撃されても無事(RW5)と不死身振りを容赦なく見せ付けてくれる我らがワイリー様を、どうにかしてとんでもなく危機に陥らせる方法はないものかと協議を重ねておりました。この辺が既に不吉ソウル。人生杭なし。
ところでワイリー様は、自分の作ったロボたちにそれとなく慕われ尊敬され、またはしゃーねーなーという感じでかねがね良好な付き合いをしているように思われがちですが、
結構シリーズ彫ってみるとな、それ以外のロボたちが点々と存在することに気がつくんですよ。
中でも、多分もっともワイリー様を恨んでるだろうワイリーナンバーズが、
ロクマン&フォルテ ワンダースワン版(バンダイ製) にでてくる子、シャドウ君だと思うわけです。
この辺についてアサドリさんとずいぶんとねちねちと妄想語りしてハアハアしておりましたが、
シャドウ基本スペックをここで唐突にご紹介。
シャドウは見た目、正義の青い子に良く似ております。
それもそのはず、ワイリー様によって、ロクマンの強さを徹底的に研究するのと対青い子戦の切り札として、同じ強さ、同じ見た目でレプリカをつくったわけです。それがシャドウ。
ほとんど完成され、後は電源入れれば起動というようなところまでいっていたのですが、ちょうどそのころワイリー様ってばうっかり作っちゃったタイムマシーンが未来にしかいけないことが判明、未来で戦闘機能はずされたロックを掻っ攫ってきて、現代で戦闘機能突っ込んで「クイント」をつくりました。
そんだもんで、シャドウの研究はクイントがつくられたことで頓挫、そのままシャドウは起動されることなく封印、そのまま忘れ去られます。
ひょんなことから起動したシャドウ、気がつけば月日は50年以上過ぎ去っておりました。
当然ワイリー様たちの姿はなく、彼は途方に暮れることになります。
孤独の寂しさがいつかしら怒りに変わり、彼は自分自身をむちゃくちゃな改造を施して完全な殺戮兵器とし、地上の生命を全て破壊尽くすまでいたりました。
焦土となった地球にぽつんとのこったシャドウは、多分ワイリー様が残しただろうタイムマシーンを使って時を遡り、ロックとフォルテの前に「ディメンションズ」と名乗るロボットテロ集団として現れることになります。
その目的は、自分を倒してもらうこと。自分の存在の消滅こそ彼の最後の望みだったのです。
という、とんでもねードシリアスな内容なんですよ。ワンダースワン版、絵さえまともなら本気で名作になっただろう一品です。
とにかく切ない、切ないの。
つーかワイリー父ちゃん、息子のこと忘れないでやって!という感じですが、このゲーム、最初から最後までワイリー様が出てこない。
そこで我々考えました。シャドウとしては、自分がほったらかしにされてとんでもない絶望感を味あわせる原因を作ったワイリーに対してとんでもない怒りと、あと恋しさをもっているんじゃなかろうかと。
なので、タイムマシーンで時下って来る目的は当初は「自分の消滅」のほかに「ワイリーに会う」があったんじゃないかなあと。
そう思ったので、ここから妄想タイムに突入。
-----妄想開始-----
時を下ったシャドウ、自分が目覚めた世界と若干異なる空気が流れる街の風景に少し面食らいながら、まずは自分の産みの親を探そうとあてもなくさすらうことになります。
ワイリーにほったらかされたことは当然許せないんだけど、でも彼は、もしかしたら自分を放置してしまったのには、のっぴきならない事情があって仕方なくやったことだったのかもしれない。もしそんな事態で、うっかり敵からワイリー基地が攻撃でも受けてて壊滅状態にでもなっているなら自分が助けてやらなきゃ、とか思っていたかもしれません。
程なくしてワイリー基地発見。遠巻きにしつつ様子をうかがっていたら、なんか様子が。
あれ、なんかみんなキャッキャうふふと楽しそうだねぇ、しかもワイリーの横にいつもくっついて悪態ついてる黒い奴なんて、まるで本当の親子のように見えるよ、へーそうなんだー僕のことなんか普通に忘れてる?ああそうですか、あーあそうですか!とここで完全にシャドウブチ切れ。
目的が「ワイリーに会う」から「ワイリーを殺す」にシフトチェンジしそうです。
そのときから、なんか一人で行動すると遠くから狙撃されるようになったワイリー様。
え、なんじゃい、間違いなく自分超狙われてる?と見えない敵に面食らうといいよ。
しかもうっかり隠密に街とかに買出しに一人で来ているような無防備なときを狙ったかのような感じで、しかも追い詰めるのが目的のような、一歩進むと足元に銃撃1弾みたいないやらしい攻撃方法だとよし。
路地裏を必死で逃げるワイリー様、背後から音もなく追ってくる狙撃者。
そのうち転がり込んだのはどっかの廃工場とか、廃ビルとか、そういういかにもな場所。
どうでも良いが「廃+建物名」ってどうしてこんなに危機的状況に最適な場所なんだろうな、それだけで血肉沸き踊る末期です。
で、逃げ場を求めて入り込んだら実はそれが行き止まりの荒らして実際追い詰められちゃった状態だと良い。
そこで初めてシャドウ姿を見せます。
やあ、僕が誰だか分かりますか、そんな感じでねちねち狙撃してしまえばいい。
ワイリー様、瞬時に相手が誰だか理解、そして相手の怒りの理由も理解。
ああ、これは弁解の余地などないな、言い訳はせん、お前の好きにしろ、とかシャドウに言ってくれたら死ねる(私が)
目の前には会いたかったハズの父親、しかし今となっては殺すべき対象、満身創痍で転がってるワイリー様の首掴んで持ち上げ、トドメをさそうとするわけです。
でも撃てない。どうしても撃てない。
憎いけどサーこんなに自分を絶望させといてついでに世界まで滅ぼしちゃったけどサー、でもなんでかな、撃てないんだなんでかな、と動揺するシャドウ。
どんなに憎くても、一度は恋しかった父ちゃんだからかなあ、なんかこう、他のナンバーズに与えられている愛情、また自分全然もらってないよ、その事実がどうしてもバスターを撃たせてくれない。
シャドウはきっと寂しかったんだと思うのです。自分の存在を誰かに認めてもらいたくって、だから未来からわざわざ時まで越えてきた。
居場所が欲しいんです。そして多分、居場所はワイリーの横にしかないんです。
べそべそ泣き出すシャドウに、ワイリー様飄々としながら手を差し出します。
「帰るぞ」と。
そんな、今更そんな事…!とか反発しながらも、差し出された手の小指部分とかちょこっと握り締めるシャドウ、そのまま微妙な手つなぎ状態で二人は岐路に着きます。
-----妄想終了-----
いい感じにネタまとまった気がするのでいつかかたちにしたいそんな予定。
ワイリー様ってば結構隠し子がいたりするので(しかし大半が版権元外の微妙な海賊版とかだったりするので非常に扱いがアレ)、掘ると色々妄想できて実に楽しいのです。シャドウとワイリーの関係はすげえいいと思うのよ。
皆ワンダースワンという壁が余りにでかいんだけど機会があればプレイしてみると良いかもです。
普通に面白いよ。うん…絵のことさえなければなー…。
それともうヒトツ。
この無敵超人なワイリー様をどうにかしてギッチョンギッチョンの危機的状況に陥らせる方法はないものかとここ10年ほど考えている廃人です(本当に末期だな自分)
なんかな、ほんっとに自分でもアレだと思うのですが、危機的状況から脱却するまでの過程をねちねちと掘り下げることにエクスタシーに近いものを感じております。危機は危機であればあるほど可、しかし必ず最後はナントカなる、コレがポイント。
で、個人的に思うのだが、この人ほどの科学力とか天才的頭脳とかがあるとするなら、軍部とか力の欲しい血気盛んな国々から普通に狙われそうな気がするんですよね。
もちろんあの世界のワールド連盟としてはこの男の抹殺を願って止まないわけですが、その一方でワイリーを欲する連中も地下に相当いるんだろうと。
ワイリーはもちろんその後ろに控えてるナンバーズを丸ごと手に入れることができれば、そりゃもー世界征服も同然です。
どうしたって欲しかろう、そしてどうしたって他国に渡すわけにはいかんだろう。
基本的にワイリー軍団は「ワイリー様ありき」だと思うのです。
あれだけ個性豊かな連中を束ねているのは、軸としてワイリーその人がどっしり構えているからだと思う。
とりあえずこのハゲについていけば大丈夫という、そんな信頼関係が結束バンドの役目を果しているんだと思うのな。
そうなると、ワイリーが欠けてしまったナンバーズの集団は一気に統制が崩れるんじゃないかなあ。
暴走する奴、動けない奴、意見の相違で衝突する奴が続出してグタグダになる。
そんな連中はワイリーが束ねているときの数分の1くらいしか力を出せないだろうし、そうなると真っ先にワイリーを連中の要からはずしてしまう必要がある。
つまり、ワイリーをナンバーズから遠ざける=拉致の必要が出てくる。
その辺を踏まえて、私とアサドリさんの間で「自分がワイリー様を攫うならどういう方法で行えば確実か」という、拉致計画が勃発しました。
だが相手はあのワイリー、悪魔のようなずるがしこさと天才的な脳、そして青い子と普通に戦ってしかも死なない、絶対あの人体術とか銃撃とかナイフ投げとかそういう護身術系を心得ていると思うんだけどそういう一筋縄では行かない相手です。おいそれと拉致られてくれるわけがない。
さらには、あの人の周りには常に全身武装したようなナンバーズが取り巻いているわけですし、そんなところへ無下に突っ込んでいったところで2秒で返り討ち必須。
ならば、どういったときが一番の攫い時だろうかと考えると、ひとつの候補が出てきました。
ワイリー軍団が一番疲弊しきっているときを狙うしかない。
つまり、ロクマンと大戦が終わった直後です。
あの最強青い子が全力でワイリー基地破壊して、ついでに最後のお楽しみである対ワイリーカプセル戦も終え、土下座イベント→逃亡のこの後こそまさに勝機。
ちょうどロクマン8の後、ワイリー様が行方不明になる記述があったので、その辺に不穏なネタをねじ込んでみることにしました。
再び以下から妄想勃発。
-----妄想開始-----
基地も壊され、脱出カプセルすらも破壊され、とりあえずなんとか逃げては来たものの割と全身ボロボロなワイリー様。
当然ナンバーズともはぐれるし、ナンバーズはナンバーズで皆見事にボロボロでしょうから、ああ、あいつら無事かなまあ連中のことだからほっといても平気じゃろうしそのうちワシの発信機を頼りに誰かが迎えに来るだろ。早いとこ最寄のアジトに逃げ込んで体制整えなきゃアな…みたいなこと考えながら森を走っているわけです。
それにしてもロクマンと一戦交えたときにうっかりひねったのか、どうにも右足首が痛くて上手く走れない。
痛みに思わずその場にすっころんだ時、複数の気配がワイリー様を取り囲みます。
あれ、なんじゃもう迎えにきたのか、って、え、なんだお前たち、そんな重火器構えて何事ですか、と、周りを囲んでいるのは迷彩柄のボディスーツに身を包んだ、武装兵士数名。
有無を言わさず四方から銃口を突きつけられ、あーららどうしましょうって状況にちょっと戸惑うワイリー様。
しかしこの辺はわりと想定の範囲内、自分が置かれている状況、ことに自分の頭脳を欲しがってる連中の襲撃など100も承知であろうワイリー様、わりと余裕かましていそうです。
ここで真っ先にやらなきゃならないことが、「ワイリーの頭脳をだまらせる」ということであって、もうこの段階でみぞおちあたりに1発食らわせて意識喪失とかさせておかないと、きっとワイリー様余裕で逃げ出す算段の候補を3つくらい挙げてきそうです。
ルパンさん級に服とか靴とかにお役立ちメカ忍ばせてると思うあの男。
でも気絶させちまえばただの細っこいジジィ、この段階で手早く拉致することが望ましいと思われます。とっとと森に隠しておいたヘリかなんかで連れ攫いましょう。当然発信機の類はその場でぶっ壊しておきます。
その後、発信が途絶えた現場に駆けつけたナンバーズ、発信機の残骸を見つけて、何事ー!!と動揺してくれればいいよ。
しかし手際よくワイリー様攫ったはいいけど、この人がおとなしくとっつかまっていてくれるわけないと思うので次の手段を考えなければならぬ。
やはりどうしてもこの人の頭脳がまともに働いているかぎりいつ何時とんでもない方法で反撃されるのか恐ろしいので、
ここはひとつ椅子にふんじばった状態+薬のヒトツも使って半分くらい意識が沈んだ状態にでもしておかねばならないと、実においしい展開になってくれればいいと思うのです。いつも余裕こいてるような奴が、普段通りの余裕さを微塵も出すことができず、冷や汗だらだら、リアル生命の危機を体感している状況ってわりとエロスに通じるとおもんでs(略)
薬なんか使ってみろ、間違いなく半目だ、半目ってえろいよなあうっひょう!とアサドリ先生と二人で盛り上がる盛り上がるダブル外道とお呼びください。
それはともかく、しかしワイリー様だって当然自分がとっ捕まればこのくらいの処遇はあって当然、ちったあ意識ゆらいでてもこんな連中なんとかしてやるわい位の意気込みでいてくれるといい。
しかしただヒトツだけ誤算だったのが足の捻挫。コレが足かせになってしまってゆくゆくの脱出作戦に大いなる支障をきたすといい。
一方ナンバーズたちはみんなまとまりがない状態のままワイリー奪還を練らなきゃいけないんだけど、やっぱ皆まとまらない。本当まとまらない。
特攻上等ー!と飛び出していきそうな連中(フォルテ筆頭)とか、いやまてここはワイリー博士の命優先だ策をしっかり練らねば、という慎重派とか、とにかくおろおろしちゃってどうにもならない奴とかで基地は大騒ぎになること必須。
そんな統制が乱れに乱れたワイリー基地を監視カメラみたいなのが送ってきた映像をワイリー様に見せ付けて、お前のいない軍団などあっという間に壊滅できるんだぞだから傘下に下ると誓うがいいグハハハとか敵の大将に言わせるのはお約束だ。
ある意味もワイリー様からしてもナンバーズ人質に取られた状況下、さてどうしたらこのややこしい状況から脱することができるだろうか、
ここからスタートする話とかどうですか(聞くな)
-----妄想終了-----
もうね、本当に脱出口が微塵も見つからない絶望的な状況から、敵には舌戦で、時には拳で活路を切り開いてくようなものが好き過ぎで失神しそうです。
1度2度、あと少しで人質を取り戻すことができる、というときに不測の事態が起こって計画が頓挫し、再び人質が敵の手に渡るとかもう最高。
でも最後は、どんなにフルボッコな状態でもなんとか生きて危機を脱するのがいいのです。死んだらいかんのです。
皆危機をもっと描く/書くべきだと思うよ、いやかいてくださいお願いしますペコペコ。
しかしつくづく、自分の流血危機趣味に頭を抱える次第です。もう絶対直らない。
先日不吉ソウル共有の、ロクマンレアボスの先駆者であるアサドリ先生といろいろと語っておりまして。
この、常に無敵に素敵、ほんっとにこの男は落盤の下敷きになっても死なず(R3)、ワイリースターで最終兵器サンゴット様に狙撃されても無事(RW5)と不死身振りを容赦なく見せ付けてくれる我らがワイリー様を、どうにかしてとんでもなく危機に陥らせる方法はないものかと協議を重ねておりました。この辺が既に不吉ソウル。人生杭なし。
ところでワイリー様は、自分の作ったロボたちにそれとなく慕われ尊敬され、またはしゃーねーなーという感じでかねがね良好な付き合いをしているように思われがちですが、
結構シリーズ彫ってみるとな、それ以外のロボたちが点々と存在することに気がつくんですよ。
中でも、多分もっともワイリー様を恨んでるだろうワイリーナンバーズが、
ロクマン&フォルテ ワンダースワン版(バンダイ製) にでてくる子、シャドウ君だと思うわけです。
この辺についてアサドリさんとずいぶんとねちねちと妄想語りしてハアハアしておりましたが、
シャドウ基本スペックをここで唐突にご紹介。
シャドウは見た目、正義の青い子に良く似ております。
それもそのはず、ワイリー様によって、ロクマンの強さを徹底的に研究するのと対青い子戦の切り札として、同じ強さ、同じ見た目でレプリカをつくったわけです。それがシャドウ。
ほとんど完成され、後は電源入れれば起動というようなところまでいっていたのですが、ちょうどそのころワイリー様ってばうっかり作っちゃったタイムマシーンが未来にしかいけないことが判明、未来で戦闘機能はずされたロックを掻っ攫ってきて、現代で戦闘機能突っ込んで「クイント」をつくりました。
そんだもんで、シャドウの研究はクイントがつくられたことで頓挫、そのままシャドウは起動されることなく封印、そのまま忘れ去られます。
ひょんなことから起動したシャドウ、気がつけば月日は50年以上過ぎ去っておりました。
当然ワイリー様たちの姿はなく、彼は途方に暮れることになります。
孤独の寂しさがいつかしら怒りに変わり、彼は自分自身をむちゃくちゃな改造を施して完全な殺戮兵器とし、地上の生命を全て破壊尽くすまでいたりました。
焦土となった地球にぽつんとのこったシャドウは、多分ワイリー様が残しただろうタイムマシーンを使って時を遡り、ロックとフォルテの前に「ディメンションズ」と名乗るロボットテロ集団として現れることになります。
その目的は、自分を倒してもらうこと。自分の存在の消滅こそ彼の最後の望みだったのです。
という、とんでもねードシリアスな内容なんですよ。ワンダースワン版、絵さえまともなら本気で名作になっただろう一品です。
とにかく切ない、切ないの。
つーかワイリー父ちゃん、息子のこと忘れないでやって!という感じですが、このゲーム、最初から最後までワイリー様が出てこない。
そこで我々考えました。シャドウとしては、自分がほったらかしにされてとんでもない絶望感を味あわせる原因を作ったワイリーに対してとんでもない怒りと、あと恋しさをもっているんじゃなかろうかと。
なので、タイムマシーンで時下って来る目的は当初は「自分の消滅」のほかに「ワイリーに会う」があったんじゃないかなあと。
そう思ったので、ここから妄想タイムに突入。
-----妄想開始-----
時を下ったシャドウ、自分が目覚めた世界と若干異なる空気が流れる街の風景に少し面食らいながら、まずは自分の産みの親を探そうとあてもなくさすらうことになります。
ワイリーにほったらかされたことは当然許せないんだけど、でも彼は、もしかしたら自分を放置してしまったのには、のっぴきならない事情があって仕方なくやったことだったのかもしれない。もしそんな事態で、うっかり敵からワイリー基地が攻撃でも受けてて壊滅状態にでもなっているなら自分が助けてやらなきゃ、とか思っていたかもしれません。
程なくしてワイリー基地発見。遠巻きにしつつ様子をうかがっていたら、なんか様子が。
あれ、なんかみんなキャッキャうふふと楽しそうだねぇ、しかもワイリーの横にいつもくっついて悪態ついてる黒い奴なんて、まるで本当の親子のように見えるよ、へーそうなんだー僕のことなんか普通に忘れてる?ああそうですか、あーあそうですか!とここで完全にシャドウブチ切れ。
目的が「ワイリーに会う」から「ワイリーを殺す」にシフトチェンジしそうです。
そのときから、なんか一人で行動すると遠くから狙撃されるようになったワイリー様。
え、なんじゃい、間違いなく自分超狙われてる?と見えない敵に面食らうといいよ。
しかもうっかり隠密に街とかに買出しに一人で来ているような無防備なときを狙ったかのような感じで、しかも追い詰めるのが目的のような、一歩進むと足元に銃撃1弾みたいないやらしい攻撃方法だとよし。
路地裏を必死で逃げるワイリー様、背後から音もなく追ってくる狙撃者。
そのうち転がり込んだのはどっかの廃工場とか、廃ビルとか、そういういかにもな場所。
どうでも良いが「廃+建物名」ってどうしてこんなに危機的状況に最適な場所なんだろうな、それだけで血肉沸き踊る末期です。
で、逃げ場を求めて入り込んだら実はそれが行き止まりの荒らして実際追い詰められちゃった状態だと良い。
そこで初めてシャドウ姿を見せます。
やあ、僕が誰だか分かりますか、そんな感じでねちねち狙撃してしまえばいい。
ワイリー様、瞬時に相手が誰だか理解、そして相手の怒りの理由も理解。
ああ、これは弁解の余地などないな、言い訳はせん、お前の好きにしろ、とかシャドウに言ってくれたら死ねる(私が)
目の前には会いたかったハズの父親、しかし今となっては殺すべき対象、満身創痍で転がってるワイリー様の首掴んで持ち上げ、トドメをさそうとするわけです。
でも撃てない。どうしても撃てない。
憎いけどサーこんなに自分を絶望させといてついでに世界まで滅ぼしちゃったけどサー、でもなんでかな、撃てないんだなんでかな、と動揺するシャドウ。
どんなに憎くても、一度は恋しかった父ちゃんだからかなあ、なんかこう、他のナンバーズに与えられている愛情、また自分全然もらってないよ、その事実がどうしてもバスターを撃たせてくれない。
シャドウはきっと寂しかったんだと思うのです。自分の存在を誰かに認めてもらいたくって、だから未来からわざわざ時まで越えてきた。
居場所が欲しいんです。そして多分、居場所はワイリーの横にしかないんです。
べそべそ泣き出すシャドウに、ワイリー様飄々としながら手を差し出します。
「帰るぞ」と。
そんな、今更そんな事…!とか反発しながらも、差し出された手の小指部分とかちょこっと握り締めるシャドウ、そのまま微妙な手つなぎ状態で二人は岐路に着きます。
-----妄想終了-----
いい感じにネタまとまった気がするのでいつかかたちにしたいそんな予定。
ワイリー様ってば結構隠し子がいたりするので(しかし大半が版権元外の微妙な海賊版とかだったりするので非常に扱いがアレ)、掘ると色々妄想できて実に楽しいのです。シャドウとワイリーの関係はすげえいいと思うのよ。
皆ワンダースワンという壁が余りにでかいんだけど機会があればプレイしてみると良いかもです。
普通に面白いよ。うん…絵のことさえなければなー…。
それともうヒトツ。
この無敵超人なワイリー様をどうにかしてギッチョンギッチョンの危機的状況に陥らせる方法はないものかとここ10年ほど考えている廃人です(本当に末期だな自分)
なんかな、ほんっとに自分でもアレだと思うのですが、危機的状況から脱却するまでの過程をねちねちと掘り下げることにエクスタシーに近いものを感じております。危機は危機であればあるほど可、しかし必ず最後はナントカなる、コレがポイント。
で、個人的に思うのだが、この人ほどの科学力とか天才的頭脳とかがあるとするなら、軍部とか力の欲しい血気盛んな国々から普通に狙われそうな気がするんですよね。
もちろんあの世界のワールド連盟としてはこの男の抹殺を願って止まないわけですが、その一方でワイリーを欲する連中も地下に相当いるんだろうと。
ワイリーはもちろんその後ろに控えてるナンバーズを丸ごと手に入れることができれば、そりゃもー世界征服も同然です。
どうしたって欲しかろう、そしてどうしたって他国に渡すわけにはいかんだろう。
基本的にワイリー軍団は「ワイリー様ありき」だと思うのです。
あれだけ個性豊かな連中を束ねているのは、軸としてワイリーその人がどっしり構えているからだと思う。
とりあえずこのハゲについていけば大丈夫という、そんな信頼関係が結束バンドの役目を果しているんだと思うのな。
そうなると、ワイリーが欠けてしまったナンバーズの集団は一気に統制が崩れるんじゃないかなあ。
暴走する奴、動けない奴、意見の相違で衝突する奴が続出してグタグダになる。
そんな連中はワイリーが束ねているときの数分の1くらいしか力を出せないだろうし、そうなると真っ先にワイリーを連中の要からはずしてしまう必要がある。
つまり、ワイリーをナンバーズから遠ざける=拉致の必要が出てくる。
その辺を踏まえて、私とアサドリさんの間で「自分がワイリー様を攫うならどういう方法で行えば確実か」という、拉致計画が勃発しました。
だが相手はあのワイリー、悪魔のようなずるがしこさと天才的な脳、そして青い子と普通に戦ってしかも死なない、絶対あの人体術とか銃撃とかナイフ投げとかそういう護身術系を心得ていると思うんだけどそういう一筋縄では行かない相手です。おいそれと拉致られてくれるわけがない。
さらには、あの人の周りには常に全身武装したようなナンバーズが取り巻いているわけですし、そんなところへ無下に突っ込んでいったところで2秒で返り討ち必須。
ならば、どういったときが一番の攫い時だろうかと考えると、ひとつの候補が出てきました。
ワイリー軍団が一番疲弊しきっているときを狙うしかない。
つまり、ロクマンと大戦が終わった直後です。
あの最強青い子が全力でワイリー基地破壊して、ついでに最後のお楽しみである対ワイリーカプセル戦も終え、土下座イベント→逃亡のこの後こそまさに勝機。
ちょうどロクマン8の後、ワイリー様が行方不明になる記述があったので、その辺に不穏なネタをねじ込んでみることにしました。
再び以下から妄想勃発。
-----妄想開始-----
基地も壊され、脱出カプセルすらも破壊され、とりあえずなんとか逃げては来たものの割と全身ボロボロなワイリー様。
当然ナンバーズともはぐれるし、ナンバーズはナンバーズで皆見事にボロボロでしょうから、ああ、あいつら無事かなまあ連中のことだからほっといても平気じゃろうしそのうちワシの発信機を頼りに誰かが迎えに来るだろ。早いとこ最寄のアジトに逃げ込んで体制整えなきゃアな…みたいなこと考えながら森を走っているわけです。
それにしてもロクマンと一戦交えたときにうっかりひねったのか、どうにも右足首が痛くて上手く走れない。
痛みに思わずその場にすっころんだ時、複数の気配がワイリー様を取り囲みます。
あれ、なんじゃもう迎えにきたのか、って、え、なんだお前たち、そんな重火器構えて何事ですか、と、周りを囲んでいるのは迷彩柄のボディスーツに身を包んだ、武装兵士数名。
有無を言わさず四方から銃口を突きつけられ、あーららどうしましょうって状況にちょっと戸惑うワイリー様。
しかしこの辺はわりと想定の範囲内、自分が置かれている状況、ことに自分の頭脳を欲しがってる連中の襲撃など100も承知であろうワイリー様、わりと余裕かましていそうです。
ここで真っ先にやらなきゃならないことが、「ワイリーの頭脳をだまらせる」ということであって、もうこの段階でみぞおちあたりに1発食らわせて意識喪失とかさせておかないと、きっとワイリー様余裕で逃げ出す算段の候補を3つくらい挙げてきそうです。
ルパンさん級に服とか靴とかにお役立ちメカ忍ばせてると思うあの男。
でも気絶させちまえばただの細っこいジジィ、この段階で手早く拉致することが望ましいと思われます。とっとと森に隠しておいたヘリかなんかで連れ攫いましょう。当然発信機の類はその場でぶっ壊しておきます。
その後、発信が途絶えた現場に駆けつけたナンバーズ、発信機の残骸を見つけて、何事ー!!と動揺してくれればいいよ。
しかし手際よくワイリー様攫ったはいいけど、この人がおとなしくとっつかまっていてくれるわけないと思うので次の手段を考えなければならぬ。
やはりどうしてもこの人の頭脳がまともに働いているかぎりいつ何時とんでもない方法で反撃されるのか恐ろしいので、
ここはひとつ椅子にふんじばった状態+薬のヒトツも使って半分くらい意識が沈んだ状態にでもしておかねばならないと、実においしい展開になってくれればいいと思うのです。いつも余裕こいてるような奴が、普段通りの余裕さを微塵も出すことができず、冷や汗だらだら、リアル生命の危機を体感している状況ってわりとエロスに通じるとおもんでs(略)
薬なんか使ってみろ、間違いなく半目だ、半目ってえろいよなあうっひょう!とアサドリ先生と二人で盛り上がる盛り上がるダブル外道とお呼びください。
それはともかく、しかしワイリー様だって当然自分がとっ捕まればこのくらいの処遇はあって当然、ちったあ意識ゆらいでてもこんな連中なんとかしてやるわい位の意気込みでいてくれるといい。
しかしただヒトツだけ誤算だったのが足の捻挫。コレが足かせになってしまってゆくゆくの脱出作戦に大いなる支障をきたすといい。
一方ナンバーズたちはみんなまとまりがない状態のままワイリー奪還を練らなきゃいけないんだけど、やっぱ皆まとまらない。本当まとまらない。
特攻上等ー!と飛び出していきそうな連中(フォルテ筆頭)とか、いやまてここはワイリー博士の命優先だ策をしっかり練らねば、という慎重派とか、とにかくおろおろしちゃってどうにもならない奴とかで基地は大騒ぎになること必須。
そんな統制が乱れに乱れたワイリー基地を監視カメラみたいなのが送ってきた映像をワイリー様に見せ付けて、お前のいない軍団などあっという間に壊滅できるんだぞだから傘下に下ると誓うがいいグハハハとか敵の大将に言わせるのはお約束だ。
ある意味もワイリー様からしてもナンバーズ人質に取られた状況下、さてどうしたらこのややこしい状況から脱することができるだろうか、
ここからスタートする話とかどうですか(聞くな)
-----妄想終了-----
もうね、本当に脱出口が微塵も見つからない絶望的な状況から、敵には舌戦で、時には拳で活路を切り開いてくようなものが好き過ぎで失神しそうです。
1度2度、あと少しで人質を取り戻すことができる、というときに不測の事態が起こって計画が頓挫し、再び人質が敵の手に渡るとかもう最高。
でも最後は、どんなにフルボッコな状態でもなんとか生きて危機を脱するのがいいのです。死んだらいかんのです。
皆危機をもっと描く/書くべきだと思うよ、いやかいてくださいお願いしますペコペコ。
しかしつくづく、自分の流血危機趣味に頭を抱える次第です。もう絶対直らない。
2008/10/22(Wed) 19:16:02 | ロックマン系