原稿きれっぱしとゴールデンウイーク終盤戦のあの世めぐり
原稿のきれっぱし。
ルパンさん+警部殿VS変態の一場面らしい。
やはりこの二人は同じコマにちまちま描いてるのが一番楽しかったりする。
そして敵の変態をねちねち描いてる瞬間が至福だったりします笑
ちなみにこの変態のことを仲間内で「キャシー」と呼んでいます。当然のごとくオカマ言葉ですわはは。
なんとなく、個人的に漫画にオリキャラとして敵を出す場合、どこに出しても恥ずかしくないようないかにも「敵」とかそういう方向に全力で傾いちゃった奴を作る傾向にあっていかんのです。
たまには壮絶イケメンな敵とか作れば画面も華やかになるだろうに気がつくとどうしようもない変態ばかりを生産している何この悲しいサイクル。
●ゴールデンウイーク終盤戦の話
というわけで栄光の休日も明日で終了です。
そんなわけで今日は親戚軍団とツレと我が一族という大部数でちょっくら遠出しましたよ。
といっても車で1時間そこそこの距離、我々がCDを借りに車で出かける往復時間と大差ない距離ですから、まあ、たいした遠くでもないような気がする。
前から狙っていた釜飯専門店で旬のたけのこ釜飯を皆3日間のまず食わずで山中を遭難していた探検隊のようにほぼ無言でかっくらい、続きましてすぐ近所の牧場で壮絶美味なジャージー牛ソフトクリームを瞬殺し、腹も心も満ちたところで本日のメインイベントへ到着。
ええ、ちょっと行ってまいりました。
あの世に
これ、三途の川だって!
びっくりして思わず飛び込みそうになった(笑)
ちょっとつつじの花が壮観で有名なお寺があるんですが、そこはどうやら大昔の先人たちによって作られた
「バーチャルあの世体験ツアー・あの世をこの世で楽しもう、新感覚アミューズメントテンプル」
という感じの建物らしく、あの世の風景をお寺の境内に再現したちょっと面白い場所でして。
入り口の横を流れる川に架かる橋が「あの世」に通じる橋として数百年以上前の文献にも登場するので川の名前が三途の川と呼ばれるようになったという。
なかなかいい感じ三途の川している川でした。たしかに無理に超えたら余裕で死ぬ。
で、三途の川にかかっている橋の裏ッ側。
どうも裏には橋製作の際にお経を凡字でずらずらと書いていたという話なので確認したら本当になんか書いてあった。
撮影したらほとんど見えなくなっちゃったけど、なんか橋にいろいろと思いとか込めて作ったんだなーと感慨にふけるも、この橋の名前がなんでか
「微妙橋」という実に微妙な名前という現実の前に打ち砕かれたといいます。
三途の川を渡ってすぐ横には賽の河原が設備されていて、コレであなたも石積み放題!といわんばかりにお手ごろサイズな石がそこらじゅうに積まれていて、なんかもうこの段階であの世の気分大満喫。
ものすごい急な階段を悲鳴挙げながら上る我が太ももに活を入れながら進むと、突如振り出す大雨。日ごろの行いの悪さが遺憾なく発揮。
なんかシャネルマークに限りなく似た家紋を付けたお寺境内にもぐりこんで鐘を鳴らしたりお線香立てたりと普通にお参りしてみました。
極楽を模したようなはすの池とか、四季折々に楽しませてくれるだろう様々な木々や花、枯山水的な広場などなかなかいい感じのあの世でした。
いいな、死んでからこんないい感じの世界がお待ちかねならこの世でもう少しがんばってはいつくっても悪くないかもしれない。
ただ、気になるのは、やはりこのお寺を作成するに当たって実際に臨死体験で三図のから付近まで行っちゃった人が、
「俺さー三途の川まで行ったんだけどよ、こんな感じの川でよ、なんか知らねーけっどもかわらで鬼が子どもいじめてるの!もう少し行ったらすげーキレイな池があって、はすが咲き乱れててよう!あれこそ極楽って奴だね、俺なんで戻ってきたかなーって思いつつ目が覚めたらおっかねえ女房の顔だろ、もう一度三途の川に飛び込んで華麗なクロールで逆流しようかと思ったぜガハハ」
みたいな感じで体験談を総合してから設計されたんだろうか、とかどうでもいいことを真剣に考えた(馬鹿)
今年多分最後の桜がものすごい勢いで狂い咲きしていたよ。
これ、何か分かりますか?
なんかね、わが国の札を作成するために使われる繊維はこいつから取れるらしい。
初めて見たよ!となんかのご利益があったらいいなとさもしく花をなでまくってたオブサワ一族。
偽札作るにはまずこの木を栽培しなきゃならんのだな、と真剣な顔で分析したところ、親戚の皆様にそんなこと考える奴はお前だけだと鼻で笑われたといいます。グスン。
でも栽培から原版の製作、印刷を経る過程でかかるだろう金額と時間を思うと全うに働いたほうが絶対稼げるだろうなと偽札作りの無駄さに思いをはせたりする。
そんな感じで煩悩炸裂状態であの世から世知からいこの世に帰還した次第です。
帰りの車の中で盛大に酔って(酒ではなく乗り物酔いという悲しさ)数時間廃人だったのはきっとゴッドの天罰だと思う。
あまったメモリで姨捨山撮影
姥捨て伝説発祥の地として悪名高いこの山は、実は月の名所でなかなかどうしてみやびな光景を生み出してくれたりします。
でも伝説自体は結構容赦ない話で結構欝になったりするんだよなこれが。
もしこちらへお越しの際は是一つ冬以外の季節をはげしくお勧めしたいと思うのです!2月とかマイナス2桁の世界で実に凍死寸前の薄ら寒い土地、秋とかがお勧めですー!とこんなことろで超私信。
白玉料理の代わりにそばがきとか山菜料理とかをご提供すべく料理の腕磨きますよー!>ベルさん
ゴールデンウイーク終盤、皆様も体には気をつけて最後までお楽しみくださいね★
2008/05/05(Mon) 22:55:08 | 叫び
遊びに来てください〜!
>ベルさん姨捨山、何気に無駄にキレイな造形している山なのですよ。
この写真だと本当は「冠着山(かむりきやま)」と呼ばれる方向なんですよ。
裏側が姨捨山というなんか山の向きによって名前が違うちょっと珍しい山です。
山の中腹から長野平が一望できるんですがなかなかどうして圧巻ですよ。ぜひとも遊びに来てください〜v
三途の川その他の件ですが、本当になんと言うかすげえあの夜ッぷりになんだかいろいろと泣けます笑
ちなみにこんな感じのところなんですよ
→http://manganji.hp.infoseek.co.jp/index.html
どうしたって家紋がシャネルじゃねーか!と思った当時。しかも金色で作成と来たからもう(笑)
川はものすごい怒涛の勢いで流れまくってました。
今年雪が多かったから雪解け水も3割り増しくらいの勢いなのかも!確かに渡ったらあの世行きですさすが三途の川。
お札の原型がなんでまた寺に生えてるんだろうとは思ったのですが(笑)、これを栽培して繊維を取り出して、紙を漉いて、原盤作って、印刷して、…うーむ偽札作るのはなんかすげえ大変だよなあと思ってみた次第。
自分が試作品作ったら絶対に通し番号への9314とか作るんだろうなあと自分のがっかりな性質にがっかりします笑
秋とかいかがですか、新幹線で上田あたりまで来ていただければお迎えに上がれますv
そばがきはそば粉で作ったすいとんみたいなイメージでしょうか。
くるみダレで団子風に仕立てたりしょう油ベースの汁でいただいたりとバリエーションもわりと豊富。一度ご賞味ください〜!