犬爆弾
犬の散歩に行ったんですよ。
地元現在マイナス10度とか普通な極寒な土地でして、余裕でバナナで釘も打てれば鯖で人も撲殺できるんじゃないかって勢いで何でもかちんかちんに凍らせます。
そんな中、愛犬である黒ラブが、飼い主を雪原に引きずりつつ激走するわけです。
田んぼも畑も雪が厚く積もって白一色、その中を泳ぐ黒い犬と赤いスキーウェア着こんだ女1匹ずつ。
そんな中、黒犬が自然の摂理に基づき食事の結果を排出。
オブサワ飼い主の責任としてそれを片付ける、ここまではごく普通の日常。
しかし本日は特に寒かった。昼間でもまったくもって氷点下、産み落とされた物件は即座に凍りつき、地面と同化してしまうわけで。
そこで取り出したるはちりとり、普段このちりとりでブツをねごそぎ回収し、破棄という手順をとる。
黒犬の元気の結果を拾おうと、その場にかがんでちりとりをブツに突っ込んだとき、事件は起こりました。
バッキンという、なんかとんでもない破滅音。
宙を舞うちりとりの残骸。
そう、凍りついたブツの強度は想像以上であったらしく、ちりとりがブツに突っ込んだ衝撃に耐え切れず木っ端微塵に破壊された訳です。
舞い散るちりとり、そして舞い散るちりとりの上に乗っていたはずのブツ。
そして、ブツはこのとき、コンクリート片のような強度にまでかちんかちんに凍り付いていた。
そして、衝撃。
デコに冷たく生あったかい衝撃。吹っ飛ぶオブサワ、雪原に尻から突っ込むオブサワ。
そう、カチカチのブツが私のデコに大直撃したのです。
スコーンと!!そりゃもう会心の一撃のようにスコーンと!!
ひぇあああ!とかけったいな悲鳴を上げて仰向けにすっころぶ無様な自分と、自分が世に生み出したブツによって引き起こされた惨劇からいち早く主人を差し置いて賢く脱出した黒犬(泣)
しばらくその場で大の字になって転がるいい年こいた女1匹。
犬のフンによってデコを強打した挙句吹っ飛ばされる奴なんてそうそういないだろうと思いつつ、ここまで強固に凍りついた我が地元の恐怖な気温とはこれいかに、とも思いつつ、半泣きで風呂場に飛び込んでシャワーを浴びて現在に至るわけです。
寒冷地の犬のフンはまさに犬爆弾、奴は危険な武器と化します。注意実に注意!
しかしその前にデコにヒットした後鏡で我が面の現状を確認したところブツが激突したと思しき地点に凹みが確認できました。どれだけ強固なんだ犬爆弾。
そしていい加減このドリフ体質をどうにかしたい今日この頃です。
そしてさらに、インフルに寝込む一族にこの件を報告したところ、なんかカレーが食いたくなってきたとか言われたんだが一族揃ってドリフ体質なのか!血か、これは血なのか!と一人その辺でのた打ち回っていた次第(泣)
ちなみに今日の夕飯はカレーでした。最悪です、いろいろな意味で最悪。ギャー!
追記で拍手お返事でございますv
ありがとうございますー!
拍手お返事でございます。
>1/28に拍手を下さった方
ウーフーフーなんか取り扱いジャンルが少しずつ増えている気がしないでもない有様で、しかもなんだか実に順調に危機お題の消化をしている気がします。
どれだけ滾っているのかー!
せぜぜぜぜひとも危機お題やその他創作を見せてやってください、画面の前で飢えた犬のようにお待ちしますとも!
そのほか拍手鳴らしてくださった皆様に感謝でございます!
ありがとうございますv
>1/28に拍手を下さった方
ウーフーフーなんか取り扱いジャンルが少しずつ増えている気がしないでもない有様で、しかもなんだか実に順調に危機お題の消化をしている気がします。
どれだけ滾っているのかー!
せぜぜぜぜひとも危機お題やその他創作を見せてやってください、画面の前で飢えた犬のようにお待ちしますとも!
そのほか拍手鳴らしてくださった皆様に感謝でございます!
ありがとうございますv
2008/01/28(Mon) 19:45:38 | 叫び
Re:犬爆弾
>アサドリさんああああ…なんか同じような犬爆弾経験者が!
しっかしなんででしょうか、我が土地は豪雪地帯というよりは超極寒土地というか、本当にダイアモンドダスト見えちゃうような場所なのですが、よもやあんなにブツが強固に固まってくれるとは思わず失神寸前です。
>犬の後部排出孔の真下で袋開いて待ち構えてたら、
これ、よくやります。いつか同じような状況に陥ること間違いないですヒー!
そして、この悲しき話を一族が職場でしてくれちゃって、しかもなんか多大に同情されちゃって私のプライバシー駄々漏れという現実に失神です。今度お会いしたら絶対犬のアレで額強打した人、という枕詞つくんだと思うともう穴にもぐって出てこなくなりそう。
しかしそれでも犬の奴は愛い奴なのです。たとえ雪原を引きずられようとも、たとえのしかかられ圧死寸前になろうとも!
あ、だんな、だんな、お願い、腹の上でさも当然のように座るのは、やめて、と懇願しつつ、今日も散歩に励みます。