殺伐フルボッコ鼻血ネタ、絵2種も追加する滾り様ってどうなのの段+微妙に追記とか

さすがに下の記事でフォルテの子と鼻血を一緒くたにしたのはどうよとわたくし深く反省したので、いまさらながら記事分けてみたわけです。
というわけでこの記事では不吉な要素てんこ盛りでお届けしたいので早速追記に長文ぶち込んだよ。
妄想やら流血やら屈服やらえろいえろい連呼したり深読みすると801っぽいとかなんかもう駄目なものがいっぱいあるので、無理は禁物苦手なキーワードがあったら回避推奨です。
OKOKというマイ不吉ソウルメイツ様のみ、追記へどうぞ。無駄に絵も増えたよ駄目な方向のが泣
しかし全力で爛れられて羽虫だけは一人大変に大満足。ウフ。





というわけでこのバナー。しかしピンクは必要なのか結構悩んだんですが多分必要ない気もするけど、でもなんか深読みするとアレな台詞的なものが入っているのでアレでした。最近ルパンさんがフルボッコだったので日ごろの鬱憤晴らすかのようになんか警部がすげーとばっちり受けた気がする状態です。
あと文が全体的に爛れているので閲覧注意、無理は禁物。

というわけで不吉ゾーンです。

下の記事から転載
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というわけで一方的フルボッコなルパンさんvs警部を一枚
わりとズタボロ状態+鼻血状態+ルパンさんネジぶっ飛んだ状態っぽくてなんかおっかないので苦手な人は回避推奨。外部リンクにしておきますです。

→俺が引導を渡してやる
→無駄に背景色違い、こっちのが異様に不吉になった気がする

つい内なる野生が雄たけびこいてたらしい。
赤い人は年に数回、ネジが吹っ飛ぶ瞬間があるといいわけですよと不穏なことを思うわけです。
相手を屈服させるために実力行使に出るとかそういう感じでぜひとも攻めてほしいわけです。
でもきっと警部は折れたりすることはないだろうなー。それこそ命がけで抵抗してほしいわけです。
そういう、精神の折る折らないという項目について異様な滾りを覚える下道なわけです。
屈服とかそう言う項目って、下手したらえろよりえろいわけですよ!と人目もはばからずに叫ぶ。
でもなー実際本気で似ていると思うんですよ。えろ=危機的状況はもはや決定として(自分の中で)、中でも相手をねじ伏せる=屈服というのはある意味性行為に通じるものがあると信じて久しい。
ついでになんでまたガムテープ巻きなのかは趣味です。私の趣味です。大事なことなので二度言いました。あのガムテのいかにも安そうなところが実に好きです。
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前回ここまで書いておりました。
ので、今回はもうちょっと突っ込んだ話を書きたいわけですよウーフーフー。
どうにも自分、相手をねじ伏せるとか、精神を折る項目について多大な萌えを感じているわけですがこれも元はといえばあれですインディのせいなんだと激しく主張する。
話すと長くなるんで要約すると、
インディ1の失われたアークッちゅう話の最後のほう、ヒロイン助けるためにインディ教授が奪ったバズーカー片手に敵の皆様方の前に登場します。
で、敵さんが大事に持っている神輿みたいなもの「アーク(聖櫃)」に標準をあわせ、それをぶっ壊されたくなかったらヒロインを放せと要求。
しかし人類の大切な遺産であるアークを考古学教授であったインディ先生はどうしても壊すことが出来なかった。
敵の考古学者に壊せるもんなら壊してみろーその瞬間考古学的に重大な宝がこの世から消えるんだぜお前のせいでーととどめの一言。
インディ先生は折れ、バズーカーを下げました。
そんで敵側にひっとらえられてヒロインと共に柱にくくられる羽目になるんだけど、この辺の過程が妙にえろくてだな!
幼少期からおうおうおう先生なんでそんな、諦めた瞬間がこう、かもし出す絶望オーラがあのその、えろいんですかとニヤニヤしていた外道です。分かっていたけど外道です。
そんなわけで長いこと「屈する」瞬間にえろすを感じていたわけですが何気に聞いて回ったら同士様が結構いらしたので最近ちょっと調子こいてるわけです。皆もっと屈服に萌えるといいよ!そして私と語ってくださいお願いします。
やはり強い連中が危機に陥って、のっぴきならない事情や心が折れて相手に屈する瞬間とかってどうにも弱い。なによりもえろい。
このね、なんというか高いところから下を覗き込むようなぞわぞわする感覚が実にいとしいわけです。
変態です自覚ある!!泣!

さて、そんなわけですから当然自分が好きだギャース愛してるとなる連中は危機的状況かつ屈服の危機に陥っていただく必要があると駄目な方向に脳内完結した。
そんでこの不吉な絵と相成ったわけですが、そもそもこの人たちだって関係的にどっちかがどっちかを倒す倒される捕まえる逃げるの関係なんだもの!そこに屈服というキーワードがないはずがないじゃないか!ヤッターここに自分のヘヴンありけりと早速終わっている人類の底辺ですわはは。
絵の下にある台詞の一部はこの前話させてもらってたときに登場したものだったので、それを見てうっかりたぎった結果がコレだよ。
なんというか、個人的に警部とルパンさんの関係は年間通して9.8割はごく普通に追って追われるを楽しんでる(警部は必死だろうけど)ある意味余裕をもった付き合いがあると思うんですが
たまに麻疹のように、相手に対して自分に逆らわないように徹底的にとっちめてやりたい時期があるんじゃなかろうかと思うわけです。主に赤い人のが。
で、その麻疹発動スイッチは何気ない警部の一言とかだったりするといい。
というわけで以下、謎の妄想ネタ
不吉フルボッコにつき閲覧注意ですブルブル。

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夜のビル群の間に怒号が響き渡ります。
散々追い掛け回して後ちょっとのところで取り逃がし、いつもご苦労さぁーンと得意げに壁の上から見下ろすルパンさんに対して警部がキィー!となりながら一言、
「クソ!貴様さえいなけりゃ…俺ァこんな思いをすることもなかったんだ!」
とか叫んじゃったり。
その言葉にうっかりカチンときちゃったルパンさん、ちょっと最近アンタ調子乗ってねえ?と壁から降りてずかずか警部に向かって歩み寄ってくればいいのです。
自分の存在を否定されるのがどうにも気に入らなかったらしいルパンさん、目に見えて背中にしょってるオーラが邪悪です。
え、ちょ、おま、と警部動揺。
逃げるはずの相手が自分に向かってずんずん突き進んでくるだなんてちょっとありえない光景に頭の中にハテナが乱舞。
しかし相手は何かものすごい形相でこっち来るし、状況を理解する前にすぐ目の前までに赤い人の影が迫っちゃって、あ、これはヤバイ!と思った瞬間に1発くらいストレート食らって吹っ飛ぶわけです。
受身も取れずに後方に倒れこんだ警部、すかさずそのわき腹にけりが数発。
体を丸めてうめいている警部を地面に押さえつけ、ルパンさんは言いました。
「たまには躾が必要だなぁ」と。
今まで割と友好的に接してきたつもりだったのに「お前なんかいなければ良かった」だなんてつれないことを言われちゃって、ルパンさん的にそれは最も許されざることでした。もう禁句。すっごい禁句。
ルパンさんにとって、警部の関心第一位に自分がいることが当たり前で当然であるべきことであり、警部は自分を追ってくることが当然であり当たり前だと思っているから。
そのために警部の前では極力人殺したりせず、義賊だなんてかゆい事を呼ばれちゃうようなことばかりしてみたりしていたわけです。
だってとっつぁんに嫌われたくないもの!殺しのチャンピオンといわれた男が一介の刑事相手にホーホホ捕まえてごらんなさーいな理由はまさにその一点だと思って久しい(腐)
それなのにこの様ですよ。ウラギラレターと一方的に憤慨する赤い人。
なんだよいままでアンタのためにいろいろ演じてきたのにさ、その言い草なくねえ?
そんなわけでどうやらこの人、一度警部に自分の立場というものを教えこんだるァ!と変な方向に滾ってしまったようです。
一方警部、何がどうなってるのかまったく理解できないまま、とりあえず殴られて痛いわ蹴られて息は出来ないわでげほごほやっているわけです。
そこにきて「躾」だの言われ、なんのことだ馬鹿野郎!俺は犬じゃねえぞと遺憾の意を表明。
それと同時に押さえつけられていた頭を振り払って見上げたところ、えっれえおっかねえ暗い目をしたルパンさんと視線が合いうかつにも恐怖してくれればいい。
そんな「恐怖した」という事実を振り払うかのように、何か罵声を浴びせようとしたところ、いきなり喉元をものすごい力で締め上げられて呼吸を完全に止められてしまいます。
抵抗するまもなく視界が暗転し、警部の体からふっと力が抜けました。
無造作に腕を投げ出し、動かなくなった警部をまるで物かなんかのように肩に担ぎつつルパンさんは車に向かいます。
トランクに警部を放り込み、ついでに中に入ってたガムテープでぐるぐる巻きにしておきます。
全てを終え、にんまりと満足げに笑みを浮かべトランクを閉じるルパンさん。
もうぜってー俺ッちに逆らえないように徹底的に躾けるもんね!と無駄に滾っていればいいわけです。
前からそういう欲求を警部に対して持ち続けていたんだけど、今の二人の関係がすごく良かったもんだからその欲を出来る限り見ない振りしてきた。
何気に赤い人結構頑張ってたのです。この人ほしいものは必ず盗まなきゃ気がすまない性質なのに、すっげー自我抑えて頑張ってた。
が、今回スイッチ入っちゃったルパンさん、もうどうなってもいいつーか逆らえないようにするからいいもん、と駄目な方向に覚醒してしまったようです。警部超とばっちり。
さて車は郊外の一軒家に到着です。
周りはうっそうとした私有林、半径2kmに人の気配がまったくないような素敵ポジションのその一軒家はルパンさんのアジトの一つでした。
トランクから気絶したまんまの警部を引きずり出し、家の中へ。
室内は殺風景にがらんとし、最低限の家具とソファーが1つおいてあるのみ。
部屋の中央に警部投げ出し、どっかりとソファーに身を沈めるルパンさん。
これからどうしてくれようか。
もうね、自分に向ける警部の視線は恐怖と諦め、そして屈した絶望感に満ちたものになればいいんだ!笑ったり怒ったりできなくしてやるという勢いで体に渦巻いている黒い感情をむき出しにしているわけです。
そんな中、唐突に意識が戻った警部。
なんか状況が良く分からないのですがとにかく体中が痛いし、しかもろくに動けない。
よくよく確認したらジャケットやコートついでにホルスターとか手錠とかみんな剥ぎ取られてるし、シャツの上からガムテープぐるんぐるん巻かれてて簀巻き状態だしでなんぞこれ、となるわけです。
ふと、背後に気配を感じて振り返ろうとした瞬間、首をなにかに強く引っ張られて上体を無理やり起こされます。
喉に食い込んでいるのは自分のネクタイで、その端をルパンさんが握ってぐいぐい引きずり上げている感じ。
首吊り状態になった警部、体をよじってもがき、はげしく咳き込みます。
引っ張られていたネクタイが不意に緩み、再び床に倒れこむ警部。
チクショー俺は紐を引っ張ると上に登ってくるサルの玩具じゃねーんだと憤慨するも、喉を締め付けられた衝撃で呼吸がままならず床で肩を上下させるしか出来ません。
ルパンさんがソファーから立ち上がり、床に丸まる警部のすぐ傍にしゃがみこみました。
そして警部の髪を掴んで顔を自分に向けると、邪悪に口角をゆがめて笑いました。
「ね、分かったとっつぁん?所詮アンタは俺に好き勝手されるしかないわけよ。
それなのに調子に乗るからこういうことになるんだ。
本当なら、アンタみたいな奴すぐにだってぶっ殺せるのにさァ」
なんか不穏なことをさも当然のように淡々と述べる赤い人。
ぐらぐらする頭でなんとか言葉の意味を理解しようとした警部でしたが、今目の前にいるおっかねえ顔で笑っている赤いのと、自分の記憶の中にあるふてぶてしく陽気に笑っている赤いのが同一人物であることをいまさらのように把握し、そして心底恐怖しました。
はじめてコイツの奥に潜む闇を目の当たりにしちゃった、という感じ。
ルパンさんは続けます。
「だからさ、言いなよ「ごめんなさいもう逆らいません」ってさ。
金輪際生意気な発言を口にしないと誓いなよ。
さもないと俺、アンタに何するかわかんねえよ?」
再び物騒発言フォーエバー。
頭皮のつる感覚に顔をしかめつつ、警部の鼓動は高まる一方でした。
頭の中で長年培ってきた刑事の感というものが、警告をひっきりなしに鳴り響びかせていました。
やばい、この状況は本当に洒落にならん、と。
今のルパンさんは余裕で自分を殺せるそんな気迫をびりびりと肌で感じます。
自分を見下ろす目線にまったく温情が篭っていないことも分かります。
そしてこんな状況で抵抗するには、今の自分があまりに無力だということも痛いほどに理解している。
でも、警部に「敵に屈する」選択肢は存在しませんでした。
懇親の力でルパンさんをにらみつけ、ふざけるな!と一喝します。
「ぶっ殺されたって貴様になんか屈するものか。俺を甘く見るんじゃねえ」
それを聞いたルパンさん、さもそれを待っていましたというようにうれしそうに笑いました。
「そう言うと思ったよ。だからこれから時間をかけてじっくりと教え込んでやるさ、アンタの体にね」
ぞっとするほどに冷たい声に警部の顔が引きつりました。
そしてこの男がこんな表情をするのだと、心底肝を冷やします。
それでも何か言い返そうと口を開いたと同時に、胸に鋭い痛みを感じぎょっとします。
いつの間にかルパンさんの手には小ぶりなナイフが握られ、警部の胸に1本の赤い線を刻みつけたのです。
まさかの刃物登場にさすがの警部も顔色をなくしますが、それでも気丈に目の前のニヤつく顔を睨み付けました。
チクショウ、こうなったらどこまでも徹底的に対抗してやる。
そんな警部の決意を知ったかのように、赤い人の体が動きました。
畳み掛けるように頬に2発衝撃を受け、衝撃で警部の上体が後方にのけぞります。
しかし喉に再びネクタイが食い込み、体が倒れることなく不自然な位置で宙吊りになります。
ひゅっ、と喉で音が鳴り、酸素が行き渡らない頭がひどく痛みます。
続いてボディに膝で2発。
吐き出した呼吸と共に口内に詰まっていた血液が飛び散りました。
ああくそ、また2発、いや3発殴られた。首が締め付けられて気が遠くなるぜまったく。
ぼんやりとする意識の中、警部はどうにかして気を失わないようにと自分の体に叩き込まれる拳や膝の回数を数え続けました。
鼻の奥に熱を感じ、同時に口内に濃厚な血の味が広がりました。
思わずその場に吐き出します。自分の血の臭いに酔いそうでした。
床で弱弱しく咳き込む警部を見下ろすルパンさん。その胸倉を無造作にひっつかんでソファーのところまで引きずっていきます。
そして自分はソファーに悠然と座り、床に転がっている警部の髪を掴んで無理やりその場に跪かせました。
「さて、もう一度聞くよ」
ニコニコしながら、しかし一方の手では髪を、一方ではネクタイをぐいぐい引っ張りながら、ルパンさんは言いました。
「俺に屈する気にはなったかい?」
首を吊られて息苦しい中、警部は何とか重い瞼を開き、背後の男をにらみました。
「またその目だ。反抗的だなとっつぁんは。もっと素直になればちったァ優しくしてやれるのにヨォ」
こまったという表情で肩をすくめて見せる赤い人に、警部は怒りを覚えました。
ルパンさんの行為は、警部にとっても今までの長い時間で培ってきた一種の「信頼」を崩壊させるに十分なものでした。
こいつはたしかに悪党だが性根は腐っちゃいなかった。だが今目の前にいるこの男は、違う。
---こんな下種を、俺は全ての人生かけて追い続けていたわけじゃねえ。
「俺が、引導を渡してやる」
怒りは言葉となって口から零れ落ちました。
かすれて聞き辛い声でしたが、その言葉は確かに赤い人の表情を一層険しくさせました。
「は、何言ってんの?おっかねえなとっつぁんは。その様で一体何が出来るってんだい?」
明らかに上ずった声で、ルパンさんはネクタイをさらに締め上げながら聞き返します。
警部はさらに相手をにらみつけながら吐き捨てるように言いました。
「貴様の喉ぐらい、いつだって噛み千切ってやるさ」と。
クソ…とルパンさんはギリギリと歯噛みします。
どう痛めつけたってこの男は自分に屈しようとしない。
それどころか前にもましてぎらぎらしながら自分に対抗しようとしてくる。
何も出来ないくせに、今にも死んじまいそうなくせにどうして諦めようとしない?
思い通りにならないことがこんなにも悔しいだなんて。
ルパンさんは怒りが湧き上がるのを全身で感じていました。
同時に、絶対に警部を自分の前に跪かせてやると強く決意しました。
握り締めていたネクタイを離します。
支えられていた唯一のものが離された事により、警部の体はいとも簡単に床に崩れ落ちました。
したたかに額を打ち付け、痛みにうめきつつも体を起こそうともがく警部。
しかし上からルパンさんにのしかかられ、身動きが取れなくなりました。
クソ、どけ!と体をよじる警部のすぐ目の前に顔を寄せるルパンさん。
「そんなに言うならよ、俺が噛み千切ってやンよアンタの喉をさ」
何、と今聞いた言葉が信じられないと目を見開く警部。
その瞬間、喉に焼け付くような痛みを感じて思わず体が跳ねました。
ルパンさんの歯が深々と喉に食い込んだ感触を後から感じ、背中に冷たいものが走りました。
容赦なく歯が立てられた皮膚が裂け、血筋が幾重にも喉を赤く染めていきます。

→吹き出しに楳図かずおチックな書体で「ギャー」と書き入れたい衝動と戦った絵

痛みと恐怖で見開かれた目から涙があふれました。
「が…ァッ!」
発せられる言葉はもはや言葉として意味を成さず、食いちぎられる恐怖から首を振ることも出来ないままただ体を硬くするしか出来ない警部。
---ころされる
初めて、警部の中で絶望感が生まれました。
自分の喉を食いちぎろうとしている男が、得体の知れない獣のように見えました。
獣に食い殺される自分を想像し、体中の血液が凍りついたような感覚に陥りました。
それは、今まで経験したことのないような恐怖。
知らず知らずのうちに、警部の口が動きました。
やめてくれ、と。
それを聞き、ルパンさんはゆっくりと喉から歯を離しました。
今まで力の限り噛み締められていた喉元は、痛々しいまでに傷つき出血しています。
その傷をなぞるように舐め上げると、警部の体がびくりと引きつりました。
怖い、こわ、い…
一度芽生えた途方もない恐怖と絶望感は、警部の心を消耗させきっていました。
もういやだ。こんなことは終わりにしたい。
たすけてくれ。
痛みと恐怖にガタガタと体を震わす男に、赤い人はとびきりの笑顔を見せて言いました。
屈しなよ、と。
それを聞いた警部は、目を見開きました。
その言葉の意味を理解すると同時に、奥歯を強く噛み締めました。
悔しいと思いました。でもどうすることも出来なかった。
覚悟をしたかのように目を伏せ、そして警部はついにその言葉を口にしました。

5日ほど休暇をとった後、警部はいつものように警視庁に戻ってきました。
しかし、いつもと明らかに様子の違う警部を周りの部下たちは心配しつつも声をかけることが出来ずにいました。
首周辺には幾重にも包帯が巻かれています。
そして、たまに物思いにふけりながら喉をしきりに気にする警部。
あれは、一体なんだったのか。
あのときの恐ろしい体験を鮮やかに思い出し、警部はぶるりと身震いしました。
あの後、その言葉を聞いて心底うれしそうに微笑んだルパンさんが、自分の喉をゆっくり締め上げるまでは覚えていた。
次に気がついたときは、自分の滞在先アパートの寝床の上でした。
あのときからすでに2日以上経過していることに驚きました。
その2日の間に何があったのかはまったく記憶がありません。
ただ、あの経験が夢でもなんでもないことをアピールするように、喉には深くくっきりと、歯型が刻まれていました。
---なんだってんだ、あの野郎…
警部はギリリと歯を噛み締めました。
あの時、一瞬でもあの悪党に傾いでしまった自分自身が許せないと感じました。
そして、それと同時に心の中になぜか残ってしまった一種の「痛み」に、いまだ対応できないでいたのです。
その痛みが一体、何なのかも分からないまま。
その頃、警視庁の屋上でルパンさんは一人ほくそ笑んでいました。
今はこれだけで良いのさ。
少しずつ、でも確実に屈させてやる。
言ったろう、「時間をかけてじっくりと教え込んでやる」ってさ。
1本ずつ丁寧に傷を刻み込んでやるよ。
そしてアンタの体と心の一面に傷が行き渡ったら。
その時はアンタが完全に俺のもんになる時だ、と。
いまだうっすら口内に残る警部の血の味にどことなくうっとりとしつつ、ルパンさんの姿が消えました。
また来るであろう警部との「対峙」のときを楽しみにしながら。
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とまあ、ここまで妄想したわけです。いつもの事ながら長文だなオイ。
まだ地味に続きがあるんだが、これは例のごとく赤い人がへたれるコースなのでまたそのうちなんかの形で描くと思うわけです。ちょっとこれ、正気に戻してあげないとまずいと深く反省。
結局不吉ネタは最後はどうしたって土下座コースだよ!と一人頭抱えるよ!泣!
ちょっと読み返してみてさすがにアチャーとなったもんで、自分のためにそのうち泥ンとこに第2ラウンドネタをアップしてなんとか収集つけるようにしたいわけです。
絵もなんか描けたら良いなーつーか最近変な方向に滾りすぎだおかしいだろ自分。
ちょっと最近やることなすこと泥行きレベルのような気もしないでもないんだがどうしたものか。
もうしばらく不吉フィーバーしてると思うので、生暖かく放置してくださるとうれしいい。
しかもなんか上のネタ、普通にまとまってやがるのでうっかり漫画にしてたら大笑いです。多分描く。
でも完全に人を選ぶので泥行きか外部リンクにしてるというチキンの予感です。
この辺の漫画どもを全部まとめて1冊の分厚い本にして配り歩きたい野望が実は、あるわけです笑
2009/06/02(Tue) 23:47:15 | BL50本ノック
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オブサワ
二次三次問わずオヤジジジィ大好物な困った人です。更に流血と被虐、縛りに萌える駄目な人です。実に注意。
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