叫び穴★日記兼最新ギャラリー魔窟

下のイラストの続きみたいな奴をひそやかにアップしてみる。
ルパンさんのことだから絶対コレくらいは余裕でやるに違いない。
更には額に肉、まぶたに精巧な偽目玉を書いてみたりもするんだきっと。
その後警部殿は目の前のボジョレーをお店の心意気だと信じ込んでこいつァうめぇややっぱ新物は違うぜとありがたく堪能し、自分の奇天烈なまでにご機嫌なカッコウにはまったく気がつかず上機嫌で店を後にし、街行く人々の奇異な目とひそひそ話にも気がつかず、地下鉄を乗り継ぐ際遅い夜食を取っていた駅員を噴出させ、悠然と自宅アパートへ到着、大家さんに健やかな笑顔でご挨拶し大家さんを固まらせ、自宅に入ってさあ風呂入って寝るぞぉ、とネクタイ外すために鏡の前に立ってそこで始めて自分のご機嫌な格好に気がつき、ジーパン刑事よろしく「なんじゃこりゃあ!!!」と叫ぶと思います。なんて長い妄想文(いつものこと)
そして即座に下手人がルパンだと気がついてぶっころーす!!と一人地団太踏んで激怒していると尚よろしい。なにか宜しいんだ自分。

ところで今日は、明日に控えた栄光への脱出、もとい栄光と言う名の温泉地への逃避旅行という大変しょっぱい慰安旅行を控えてまして、そのツケの分ボロ雑巾だってもうちょっと待遇いいだろう勢いで働いておりました。しょっぱい野良社会人の事情です。
だがそんな苦しみも温泉に浸かってすべて体内から外へだし汁のように流しきってしまえばいいのだと強く自分の心に念じ、明日は温泉、明日は温泉とまるでお経のように唱えながら徹夜を乗り切った感じです。
で、徹夜明けの今日、やたら気温が低く感じやっべぇなコーヒー飲み過ぎてどうかなっちゃったかなーもー勘弁してくれカフェインは私の命の水、とふと窓を見たらばなんと凍結。
すわ、と思って窓にとびついたら眼下の風景が一変しておりました。
今までその辺の木々はまだ彩り鮮やかな葉をつけた状態で秋の匂いをかろうじて保っていたのに今日はどの木も皆丸裸になっててさっむ!見てるだけでちょうさっむ!と悲鳴を上げている始末。
だが恐怖は終わらなかった。昼になっても温度が一向に上がらず、しかし仕事ゆえに外出しなきゃならなくてびくびくしながら車を出しました。
なんか道の色がすんげー冬っぽい色してる。多分端のほう凍ってると違うかってそういう色。うわやべ雨が降ってきた。もー車の運転得意じゃないから雨は苦手なんだよね、このワイパーがクーコクーコ動くのとかが邪魔でしかたな

…あれ、なんで今日の雨、こんなに軽やかに舞い踊っているん?

雪　で　し　た　。

うをアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!

いやあああ!こんな、こんなところで雨の野郎フィギュアスケート選手権よろしく華麗に舞わなくていいわよつか明日は温泉逃避だぁ電車が動かなくなったらどうするんだ、消えろ、直ちにお前ら消えろさもなくばそこになおれ私が成敗してくれるぅうう!!!!!
と、錯乱状態で車運転しながら雪にけんか売ってたわけですが、いやいや本気で一気に冬がきちゃった。
ガクガクブルブルとライオンの檻に放り込まれたチワワのように震えながら何とか帰宅すると、我が仕事部屋はすでにツンドラ気候、息だって白く漂うわア状態でがっくりと膝をつく。
そう、そこは八甲田山、雪山を行進する兵隊さんの幻覚だって見えそうな場所。
もう駄目だ、雪が降り出したら電気式のヒーターごときでは遭難は免れない、早々に真打登場という事になりました。
ええ、ストーブ様の御出動です。今年灯油高いなあおい!!
我が土地は標高が高い故にかとにかくアホのように冷える山岳地帯なのでストーブ必須、火マンセーなのです。寒さには火が一番効く。
しかしいつもよりも数日早めに登場しちゃったストーブ、今コレだけ温度が下がるということは寒さMAXの２月とかどうなっちまうんだろうと今から凍死しそうで鬱です。
２月はハンパないです。２メートルのツララとかがトンネルにぶら下がりまくって、たまにそいつが折れて走行中の車の天井に突き刺さる恐怖(実話)

とりあえず、明日起きたら玄関先が雪で埋もれてないことを祈りつつ、ちょっくら旅に出てきます。うヒヒ。

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