9月になっちゃった今更ですが、夏コミありがとうございました!
しかし今年は例年に輪をかけてダメダメな状態で俺は私は…。やはりアニメとゲームが同じ日っていうのはどっちも持ちジャンルの身としては壮絶につらいものがあったよ。スペースにろくにいられなくて本当に申し訳なく…ウォーリーを探せのごとく色々な方に探して頂きまくってた一日でした。すまぬ…すまぬ…
しかもうっかり併発してた謎の喘息もどきでひたすらげっホゲホする時間帯とかあって周りに壮絶迷惑をお掛けしてもう、穴があったらめり込んでもうでてこなくていいよお前!この羽虫!となり申した。体調管理超大事、冬コミまでに筋力を2割位増強することをここに誓う。
そんな感じで全体的に絶望的なまでに駄目だったんだが、それでもかまっていただいたすべての皆様、同志様に感謝です。ありがとうございました!
無配共も午前中で綺麗になくなってくれて大変嬉しゅうございました。というかまたも持たなくて本当に申し訳ない…赤い本も紫の本も不吉な表紙すぎてこれは持ってくの憚られそうだHAHA!とか思ってたThe KU★ZUだったんだけど、本当にありがとうございましたァ!秋の永夜の時間つぶしになってくれたらこれ幸い。
でもさすがに足りなくて、自分の周りにも行き渡らせそびれたりしたんで新刊である紫の本だけちょっと再販しました。
もしご入用でしたらお気軽に申し込んでやってくださいまし。夏んときと本の装丁をちょっと変えたのですこしばかり見てくれが違うものになってます。内容変わんないけど。
→無配配布申し込みフォームはここから飛べます今回の夏コミは前日からずっと都内でうろついてたんだけど、フィアットカフェとか潜入したりしたんだよ。
すげーよ!実写映画で使われた衣装のレプリカとか、モノホンのカリ城フィアットとか飾ってあってだな…
店内の様子 真ん中の赤い人は映画の中にも出てきた映像から抜粋されてた感じだな
同志様とともに意気揚々と店に向かったら同様の目的だった別の同志様軍団と自動的に合流してプチオフ会になるのももはや定めであることよ。
で、我らのご神体である警部ご本尊のコートとか神仏のごとく拝んできたよ。
↑ご神体
みろよヒャッハー!コートだああ!!と我々大興奮。しかもこのコートの見つめる先には赤い人のジャケットがあったのがまた憎い。ニクイじゃなくてもはや嫉妬で憎悪すら覚える程度によく訓練された豚である。
↑憎い
畜生どんなに下々が頑張ったって一番美味しいところは奴がかっさらっていくんだくっそ!!とギリギリするプレイを堪能する。
そんな感じでフィアットカフェを堪能し、しかし目当てだったフィアットを模したケーキは開店直後から店に居座ってた分際出会っても食えなかったという血涙ものの結末に一同膝から崩れ落ちた次第である。
そんな感じでいろいろな方面で堪能した数日間でした。
懐かしい人達にも会えたし語れたし爛れられたしで喉をからしまくったよ!幸せ!
戦利品をまだじっくり堪能しきれてないのでこっちは時間をかけてネチネチ楽しんだ後長文感想爆弾を投下しに各々の元へ参上する予定であるよ。
で、じゃあお前夏コミ終わってから何してたんって話になるんだが、
そう、何してたかといえば自分、やっと液晶ペンタブ様を箱から出しましてな。ひたすら絵を描いて手になじませる特訓を己に課しておったといいます。
聞いてくれよ液晶ペンタブスゲーの描きやすいの!
この!!板タブ何台使ってもまっとうな線を引くことすら出来なかった超アナログ野郎な自分が!!小生意気にも紙一切使わないで絵をかけてやがる!!
と自分が一番驚く程度に、描画感がアナログと同一。ちゃんと線がひける!まじかよすげーな液タブ!!
そんな感じで調子こいて真っ先に書き上げたのが、次の本の表紙であるこの…
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この…なんというか厨二満載の不吉な、なァちょっと我が人生初ペンタブ絵がこれってどうなのよこれ。
早速今後の有り様を予感させるようなもん作っちまった感でいっぱいなんだけど、見ての通りアナログ時代と線の感じとか全然変わらないのですごい良かった。
元来きれいな均一線が似合うタイプの絵柄じゃないから、貧相な絵がより貧相にならないか死ぬほど心配してたんだが杞憂で済んだよ超嬉しい。
調子こいて色々描いてたらとんでもないことになったといいます。
以下むっちゃ画像祭りなので注意だ。あと語りとかネタとかも酷いので更に注意だ。
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おとんと黒い息子。
久しぶりに描いたら頭身変わってやんの。特にフォルテ背が高くなった気がするよ。
そしてハゲはやっぱりヒロインだと信じてる。ロクマン世界で最もヒロインはこの人だろうよJK!!!と拳固めて訴えたい。
もっとあの人のヒロイン性は世に認められるべきである!なんなのあの白衣!性的!!
来年になったら最低でもロクマンは1冊2冊出す予定があるのでぼちぼちリハビリに勤しみたい。ハゲを戦わせたいのだよォォ戦える科学者とか最高すぎるだろォォと長年の重篤な病が発症して現在大変脳内が酷い。
そんで、デジタルの環境が整ったらいざ描こうと目論んでた警部のポージング。
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アニメのレッドスネークカモン回の、左腕を軸にショットするこの撃ち方がほんとに好きでなあ。
この回だけの特別な撃ち方なんだけど、やっぱかっくいいよ警部もっとこの撃ち方で撃って!あん畜生を!!ってすげーいつも思うてるよ。
そして描いたら描いたでよくわかんないネタが続くことになったという。
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「おめでとう、アンタの勝ちだ」
「長年の腐れ縁もこれまでってワケヨ」
「どうしたの、銃口が震えてる」
「そんなだから、アンタは」
「オレから逃げられないンだよ」
そんな感じのワンカットと化してしまった警部と赤い人。
最近己の中でブームな、青主体の陰影の付け方をやらかしてみようと思って実施したらなんというか赤いのが大変ムカつく結果になった。
最近とんとこの男が内股にならなくて困る!そろそろ殺伐脳から脱しないといけないんだがなあ…と頭抱えつつ、
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「正義とか秩序とか、そこまでして守りたいってェの?」
「躊躇せずに撃っていれば、こんな事にはならなかったのにな」
「さあ、ここからが本題だぜとっつぁん」
「何しろオレは、狙った獲物は必ず盗む大泥棒だからな」
そんな感じで続いてしまったこの謎シチュエーション。
背景の実験を兼ねて描いたんだが、どう見ても廃墟です本当にありがとうございました。
自動的にビルは廃墟になるって脳がインプットされてるかのように、自動書記状態で描いてた。
背景の描き味もアナログと一緒、定規で線引っ張る感じとほぼ変わらなくて震えた。
しかも背景のあたりがスゲー取りやすいのでさくさく書けるっていうね!ほんと文明の利器ってやつはすごいよまさに黒船だぜ!と調子こいてたらこの不吉さっていうね。もうどうしてくれようか…
さすがにこれではイカンと反省し、ほのぼの絵を書こうと目論んだのだったが、
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「ねーまだー?腹減りすぎて死んじゃう」
「黙っとれ」
「あっ見て見てとっつぁん、なんかでっけェチョウチョ!」
「黙れ気が散る」
「なァ、遭難生活も板についたし、いっそここで永住しねェ?」
「つーか、結婚して下さい」
「いいから黙れ」
そんな感じでまんまと遭難しやがった。
全くシチュ的にはほのぼのではないが、当社比でなんかイチャコラしてやがる!みたいなことになったので許してくれと何かに縋ることにした。
ところで同志様とも熱く語ってたんだが、黄金伝説の無人島生活見てる時はだいたい脳内でこの二人で変換しちゃうんだよな。
赤いのが自作の寝床とテーブルのそばでとっつぁんお米好きだもんなあって一生懸命小麦をちねって米もどきを生産してる間、海でモリ携えた警部がうつぼ片手にとったどー!!って叫んでるとことかかなり正確かつリアルに想像余裕である。
もう結婚しろよお前ら!普通に無人島で自活できるだろよ!!とテレビに向かって理不尽な要求を何度突きつけたことか。
無人島遭難ネタはずっと地味に温めてるものがあるのでいつか形にしたいんだよなあ!サバイバルとサスペンスとが混合した分厚いネタになりそうなやつがあるのでそのうちなんとか。
いいぞこのままほのぼのさせてやらァ!とか思ってた矢先、たまたまいい資料が手にはいりましてな。
ワイシャツの資料なんだけど、これがまたかゆいところに手が届く万能しようでさァ!
よっしゃあこれでワイシャツひん剥き放題だぜ。皆でひんむこうぜ!!とあらぬ方向に滾りすぎたところ、あらぬ方向に絵も場外乱闘した。
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なんという。ふつーに襲われた絵になっちまって途方にくれることとなった。
しかもワイシャツの資料折角手に入ったのにろくに参考になってなくね?っていうね…もうね…
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「なにか言い残すことはあるか」
「あらヤダ、ちょーっとした軽いジョークじゃないの」
「あっちょっ危ないから撃鉄起こすのは止めてネッネッ」
「あのほんとスンマセンでしたァ!」
で、オチ。
最近、お前んとこの赤いのは頑張れるようになったが持続しないじゃねーかと評されるのだがその通りという結果になり申した。
実写映画も墓標も頑張れる主人公たんまり見せつけているのに、ご本尊あれだけかっくいいのになんでだ!と己に当物の答えがまだ出ない。
もうこのまま残念な子で行くしかない。
ついでに映画の話。
自分は実写映画はアニメ原作と別物として見れたので、アクション映画として普通に楽しめたですだよ。
アニメ基準にしちゃうときっと引っかかるところとかスゲー多いと思うんだけどな。でも嫌いじゃないむしろ色々なところツボついてて好き!
赤い人が思いの外肉弾戦派でたいへん滾りました。あと警部のカップ麺食ってるところが見れて大変幸せです。
原作アニメの要素踏まえた新しい世界だったよ。
ただアクションのワークが目が回ってなあ!それだけがきつかった。もっとカメラワーク抑えてくれても良かったと思うよ。
チカチカと光点滅が激しいところがあるから、そのへん気をつけたほうがいいかも。
警部の像が原作初期風というか、大きな目的の前には多少の悪事は目をつぶってもしゃーないという俺的正義を貫く感じが実に若い感じで好きだ。
赤いのと肩並べて酒煽ってるところが見れて自分は満足である。
4期の警部は完全に自分は肌に合わなかったけどこっちの警部は好きだな!暑っ苦しくて大変好きだ!
あと個人的に飯食ってるとこが多くて嬉しかったなァ…む冒頭の正装しての会合から山奥でのみたらし団子まで飯シーンや酒シーンが多くて飲食シーンフェチにはたまらんかったよ。
そしてルパンさんの服装で全身真っ黒なシーンがあったのね。それがなかなかどうして格好良くてな…赤いジャケットと素材一緒なのかなあれ、ベロア調の黒ジャケットがやたらシックで素敵だったのよ。
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こんな感じの黒い奴。亡くなった叔父貴に花手向けるシーンでお召しになってた。
フィアットカフェでも見たけど、キャラの着ておる衣装がなかなか豪奢でよかったな。いちいち材質がいいというか、オシャレな感じのチョイスなのさ。
それにしてもルパンさん、赤のほか黒に緑と同じタイプのジャケットお持ちだということが判明したけど、他にも色持ってそうだよなあ…白とか、白とか。
実際不二子ちゃんとのシーンでいつ白ジャケ装備で登場するかすごい待ってた。でも実際登場したのは壮絶に合わないスパンコール祭りのとんでもねえジャケット武装で、いっそあれは愛せた…すげーよあれは、皆も早く刮目して一緒にあの微妙さを愛でようぜ!
うっわ振り返るとこのページ絶対重いだろって絵の量で呆然としてる…申し訳ない。
でもやっと手がどうにか馴染んだ感じがあるので、今月から冬に向けてまたも原稿でひきこもることになりますだよ。
できれば2冊、1冊は合同誌なので確実に形にするから計50ページほどちょっくら荒ぶって描いてくるよ!
デジタル環境になって作業効率上がったもんだから、もう一冊くらいいけるんでね…へへ…と錯覚してるが、まだ全然ソフト使いこなせてないのでこれからがほんとうの地獄だ。枠線すら引けないのにこのまま棍棒で魔王に挑む勇者のごとく死地に赴くことにするよ。
たまに結果報告でなんか下書きとか上げに来れたらいいな!