春コミお疲れ様でした@全力で羽虫っぷりを晒す会
しばらく彼岸の彼方に吹っ飛んでおりました。
春っぽくなっていたというのに外気より室内のほうが寒いそんな山の国からどうも羽虫です。
先週後半にちょっくら上京してきて、同志様やVIPの皆々様方と狂乱の宴を開催するホスト役なんぞをやったり、おお何だ引き篭もり脱却なるか!みたいな珍しく表舞台にたってみたりと激しく恥を晒して参りました。その節は皆々様本当にありがとうございました!
ちょっといろいろと縁あった関係で、第一線で活躍される皆様と肉の宴を開催し、描くこと創ることについて熱狂の渦ともいうべき白熱さで語らせて頂き拝聴賜った次第です。至福過ぎて爆死するかと思った。やはり現場の人の言う言葉は重い…!
こう、なにをどうやってでもどうしても生み出したいものがある!という気迫に満ち満ちた創作姿勢というのは、現場にいるからこそ研ぎ澄まされなおかつ執念ともいうべきギリギリのところで昇華されるものである!という、この熱さと厚さとアツさが!
別途仕事にも通じることがあったもんで、下々も姿勢を正して聞いておりました。
あとお店の新米っぽい店員さんが絶妙のドジっ子加減で皆に愛されていた。あれはいいものでした。ドジっ子属性を痛感した!
そんな感じでアカデミックかつ泥臭さ全開の宴を終え、VIP様方をお送りしたあと残された同志軍団で女子会を行ったり、生ネームとか見せたり見せてしまったり(恥)、朝になるまでえんえんと赤い人の話とか今まで見て育ってきたマンガやアニメの話とか、描くことについてとか、黒歴史とか、相当語らせてもらったよ。こんなに語ったのは本当に久しぶりで、いかに自分がオンオフ共に引きこもっているかを体感して鼻血吹きそうになった。もうすでに文章の密度が黒黒しくて不気味そのものなのですが、そのくらい濃厚な時間を堪能しました。
前後するが、宴の前に六本木のミュシャ展に行ってきたのだよ。だが絵を見に行ったんだか人見に行ったんだかわかんねレベルに超混んでて、あれはもったいなかった…もう少し空白率が10%くらいあればよかったんだが前の人の上着のタグがひっくり返って首んとこに張り付いてるのが見えちゃう程度にみっちみちになってた。今後展に行く人は入るタイミングを吟味することをおすすめしたい。おみやげのところがコミケの企業列みたいな混み方するぞ!まじでお会計列が遠かった…トイレにも行きたかったからあの時はいろいろな意味で人間失格の恐怖と戦ったわ。
絵は良かったです。よかったというか、ミュシャというとだいたいこんな感じ、みたいな絵柄があるじゃん、あれも当然素晴らしいが、デザイン画の下書きとか、パッケージとか、舞台衣装の設計図とかが実に興味深かった。あと壁絵ご本体がまるまる持ち込まれて展示されてたんだけど、そこの絵の、殿方の手の甲の血管の表現が素晴らしくてなあ…。同行してくださった同志様に、いやあ血管が素晴らしくて、全くけしからん血管ですよ!と熱弁する程度に壁絵の前に石と化しておりただでさえ混み混みの会場内に血栓を作る始末であった。
その後ヒルズのサ店で眼下に広がる東京ビル砂漠を見下ろしつつ、「爆破したい」「むしろセスナでビルとビルの間を通りぬけてだな」「謎の戦闘ヘリが襲撃」「この窓を突き破ってダイブするとか余裕で想像可能」という不吉極まりない会話を極自然に執り行う我々同志一味。もうこの辺性だからどうしようもねーのよ!高いところ登ったら人がゴミのようだ!とやりたくなるじゃん、あれだ。あの心理だ。実に残念です。今更だが。
そんな感じで一日目の上京日は終了。久方ぶりに浴びるほどに酒をいただき、翌日イベント当日は控えようとこの時は誓っていたのだが…。
雑魚寝同室してくださった同志様を見送り、自分は聖地有明の海へ。一般だったのでのんびり参上したよ。
春コミは、だいたいいつもそうなのだけど夏とか冬の阿鼻叫喚に比べたらゆっくりまったりモードが基本。今回も人は多いものの歩きやすくてよかった。盲導犬のキャンペーンでラブの子たちがいらして、ウヒョー!と撫でさせてもらったよ。
その後挨拶に襲撃したり、お話させていただいたり、コメツキバッタのように頭下げまくったりと羽虫ぶりに余念がなかった。この日のために春用のコートを用意して万全を期したんだが、春用トレンチを買う!しかしうっかりカーキ系買って「警部のコスプレですか?」とか言われたら目も当てられねぇ!なので色味は吟味すっぜ、と友人巻き込んで散々トレンチ選別を行い、これぞ完璧と購入した奴が、よりにもよってパースリの警部のトレンチと同じような緑色で、しかもそれ後々まで気が付かなくて、って…。なんぞー!なんぞこれ、これではますますコスプレ上等ではないか、と頭抱える次第でした。当然、訪問先で微妙な笑いを取ることには成功しました。すみません羽虫詰めが甘くてすみません。
そんな感じで、いろいろなところで長くに渡りお話させていただく幸せに預かったのですが、ふと一人になり、腹が減ったのでフードコートでとんこつラーメンすすってる時にフト気づいた。
…耳にぶらぶらしてたはずのイヤリング、かたっぽ行方不明。
ノォオオオ!!そこかしこでぶんぶんヘッドバンキングのごとく頭下げまくってたせいなのか、いつのまにか耳にねじ込んであったはずのイヤリングが吹っ飛んでおった。しかも石一粒とかそういうコンパクトではない、ちょっとした部族サイズのでかいやつだ。どこで…いやなんで気づかなんだのか自分!そんなに目の前のとんこつラーメンに精神持っていかれたというのか!実際持っていかれてた!うまかった!泣!
その後東へ西へうろうろして探しまくったんだが結局見つからなくてのう…最後の最後でとんだケチが付いたわい、としょぼくれつつ、アフター誘って頂けたのでそちらに赴きました。
描く/書くことに執念燃やす猛者の皆様に囲まれ、鉄板で牡蠣を殻ごと焼きまくって食らうワイルドなお店で第2ラウンド開幕です。
男の胸板は筋力でむっちむちぞ至極というような話題とともに、でかい牡蠣を貪り食う我々。持ち込んだ日本酒と赤ワインは一瞬で消費しました。
特に自分は普段山住まいのせいで海の幸に尽く飢えておる。魚介!生!牡蠣!ヒャッハー!!と世紀末モヒカンと化しながらあらゆる酒と食物を胃に収めたと思われます。会話も白熱し、なんか様々な黒歴史を引け散らかした感でいっぱいですが、先ほどの紛失の傷心から一転、大変大満足に帰路についた、ここまでは良かったんです。実際良かったんだ。ちゃんと駅まで自力でたどり着いたし新幹線にも乗った。まだ食いたりねーのかって勢いで巻きずしまで買った。そして食った。そこまでは良かったんだが。
ふと気づくと、今度は手に持ってたはずの袋がひとつ見当たらない。
ノォォォ!!ちょ、それ、会場で購入したスクリーントーンの山!!しかも血しぶきとか爆発とかそういう不吉なものばっか入ってるから!
酔いが全力で吹っ飛び、またあんなでかい(B4)サイズの袋を何処におっぽるのかこのポンコツ野郎だから飲み過ぎるなと言ったろう!とひとりSMを敢行したところで失せ物が戻るわけでもねえ。翌日半泣きで東京駅に電話を入れ忘れもんとして届いてないか伺うこととなり申した。
しかしスクリーントーンの説明を、「血しぶきっぽい柄が万遍なく散った、でかいサイズのシール状のもの」というのはいささか問題があったと思われる。そして見つからなかった。今でも目から血が出るほどに悔しいです。俺の!血しぶきトーン!!良い感じに血しぶいてたのに!!
そんな感じで今までになくダメさを全力披露する結果となった今回のイベント上京、戻ってきてたら暫くの間は本当使い物にならなかったよ。
少々描くことから遠ざかってしまっているので、しばらくインプット期間としていろいろネタ練ったりネームきったりして充電を試みることにします。こちらの更新もまったりモードになるかと思いますが、思い出したようになんかアップさせると思うのでまた覗いていただけると嬉しいですー!
春っぽくなっていたというのに外気より室内のほうが寒いそんな山の国からどうも羽虫です。
先週後半にちょっくら上京してきて、同志様やVIPの皆々様方と狂乱の宴を開催するホスト役なんぞをやったり、おお何だ引き篭もり脱却なるか!みたいな珍しく表舞台にたってみたりと激しく恥を晒して参りました。その節は皆々様本当にありがとうございました!
ちょっといろいろと縁あった関係で、第一線で活躍される皆様と肉の宴を開催し、描くこと創ることについて熱狂の渦ともいうべき白熱さで語らせて頂き拝聴賜った次第です。至福過ぎて爆死するかと思った。やはり現場の人の言う言葉は重い…!
こう、なにをどうやってでもどうしても生み出したいものがある!という気迫に満ち満ちた創作姿勢というのは、現場にいるからこそ研ぎ澄まされなおかつ執念ともいうべきギリギリのところで昇華されるものである!という、この熱さと厚さとアツさが!
別途仕事にも通じることがあったもんで、下々も姿勢を正して聞いておりました。
あとお店の新米っぽい店員さんが絶妙のドジっ子加減で皆に愛されていた。あれはいいものでした。ドジっ子属性を痛感した!
そんな感じでアカデミックかつ泥臭さ全開の宴を終え、VIP様方をお送りしたあと残された同志軍団で女子会を行ったり、生ネームとか見せたり見せてしまったり(恥)、朝になるまでえんえんと赤い人の話とか今まで見て育ってきたマンガやアニメの話とか、描くことについてとか、黒歴史とか、相当語らせてもらったよ。こんなに語ったのは本当に久しぶりで、いかに自分がオンオフ共に引きこもっているかを体感して鼻血吹きそうになった。もうすでに文章の密度が黒黒しくて不気味そのものなのですが、そのくらい濃厚な時間を堪能しました。
前後するが、宴の前に六本木のミュシャ展に行ってきたのだよ。だが絵を見に行ったんだか人見に行ったんだかわかんねレベルに超混んでて、あれはもったいなかった…もう少し空白率が10%くらいあればよかったんだが前の人の上着のタグがひっくり返って首んとこに張り付いてるのが見えちゃう程度にみっちみちになってた。今後展に行く人は入るタイミングを吟味することをおすすめしたい。おみやげのところがコミケの企業列みたいな混み方するぞ!まじでお会計列が遠かった…トイレにも行きたかったからあの時はいろいろな意味で人間失格の恐怖と戦ったわ。
絵は良かったです。よかったというか、ミュシャというとだいたいこんな感じ、みたいな絵柄があるじゃん、あれも当然素晴らしいが、デザイン画の下書きとか、パッケージとか、舞台衣装の設計図とかが実に興味深かった。あと壁絵ご本体がまるまる持ち込まれて展示されてたんだけど、そこの絵の、殿方の手の甲の血管の表現が素晴らしくてなあ…。同行してくださった同志様に、いやあ血管が素晴らしくて、全くけしからん血管ですよ!と熱弁する程度に壁絵の前に石と化しておりただでさえ混み混みの会場内に血栓を作る始末であった。
その後ヒルズのサ店で眼下に広がる東京ビル砂漠を見下ろしつつ、「爆破したい」「むしろセスナでビルとビルの間を通りぬけてだな」「謎の戦闘ヘリが襲撃」「この窓を突き破ってダイブするとか余裕で想像可能」という不吉極まりない会話を極自然に執り行う我々同志一味。もうこの辺性だからどうしようもねーのよ!高いところ登ったら人がゴミのようだ!とやりたくなるじゃん、あれだ。あの心理だ。実に残念です。今更だが。
そんな感じで一日目の上京日は終了。久方ぶりに浴びるほどに酒をいただき、翌日イベント当日は控えようとこの時は誓っていたのだが…。
雑魚寝同室してくださった同志様を見送り、自分は聖地有明の海へ。一般だったのでのんびり参上したよ。
春コミは、だいたいいつもそうなのだけど夏とか冬の阿鼻叫喚に比べたらゆっくりまったりモードが基本。今回も人は多いものの歩きやすくてよかった。盲導犬のキャンペーンでラブの子たちがいらして、ウヒョー!と撫でさせてもらったよ。
その後挨拶に襲撃したり、お話させていただいたり、コメツキバッタのように頭下げまくったりと羽虫ぶりに余念がなかった。この日のために春用のコートを用意して万全を期したんだが、春用トレンチを買う!しかしうっかりカーキ系買って「警部のコスプレですか?」とか言われたら目も当てられねぇ!なので色味は吟味すっぜ、と友人巻き込んで散々トレンチ選別を行い、これぞ完璧と購入した奴が、よりにもよってパースリの警部のトレンチと同じような緑色で、しかもそれ後々まで気が付かなくて、って…。なんぞー!なんぞこれ、これではますますコスプレ上等ではないか、と頭抱える次第でした。当然、訪問先で微妙な笑いを取ることには成功しました。すみません羽虫詰めが甘くてすみません。
そんな感じで、いろいろなところで長くに渡りお話させていただく幸せに預かったのですが、ふと一人になり、腹が減ったのでフードコートでとんこつラーメンすすってる時にフト気づいた。
…耳にぶらぶらしてたはずのイヤリング、かたっぽ行方不明。
ノォオオオ!!そこかしこでぶんぶんヘッドバンキングのごとく頭下げまくってたせいなのか、いつのまにか耳にねじ込んであったはずのイヤリングが吹っ飛んでおった。しかも石一粒とかそういうコンパクトではない、ちょっとした部族サイズのでかいやつだ。どこで…いやなんで気づかなんだのか自分!そんなに目の前のとんこつラーメンに精神持っていかれたというのか!実際持っていかれてた!うまかった!泣!
その後東へ西へうろうろして探しまくったんだが結局見つからなくてのう…最後の最後でとんだケチが付いたわい、としょぼくれつつ、アフター誘って頂けたのでそちらに赴きました。
描く/書くことに執念燃やす猛者の皆様に囲まれ、鉄板で牡蠣を殻ごと焼きまくって食らうワイルドなお店で第2ラウンド開幕です。
男の胸板は筋力でむっちむちぞ至極というような話題とともに、でかい牡蠣を貪り食う我々。持ち込んだ日本酒と赤ワインは一瞬で消費しました。
特に自分は普段山住まいのせいで海の幸に尽く飢えておる。魚介!生!牡蠣!ヒャッハー!!と世紀末モヒカンと化しながらあらゆる酒と食物を胃に収めたと思われます。会話も白熱し、なんか様々な黒歴史を引け散らかした感でいっぱいですが、先ほどの紛失の傷心から一転、大変大満足に帰路についた、ここまでは良かったんです。実際良かったんだ。ちゃんと駅まで自力でたどり着いたし新幹線にも乗った。まだ食いたりねーのかって勢いで巻きずしまで買った。そして食った。そこまでは良かったんだが。
ふと気づくと、今度は手に持ってたはずの袋がひとつ見当たらない。
ノォォォ!!ちょ、それ、会場で購入したスクリーントーンの山!!しかも血しぶきとか爆発とかそういう不吉なものばっか入ってるから!
酔いが全力で吹っ飛び、またあんなでかい(B4)サイズの袋を何処におっぽるのかこのポンコツ野郎だから飲み過ぎるなと言ったろう!とひとりSMを敢行したところで失せ物が戻るわけでもねえ。翌日半泣きで東京駅に電話を入れ忘れもんとして届いてないか伺うこととなり申した。
しかしスクリーントーンの説明を、「血しぶきっぽい柄が万遍なく散った、でかいサイズのシール状のもの」というのはいささか問題があったと思われる。そして見つからなかった。今でも目から血が出るほどに悔しいです。俺の!血しぶきトーン!!良い感じに血しぶいてたのに!!
そんな感じで今までになくダメさを全力披露する結果となった今回のイベント上京、戻ってきてたら暫くの間は本当使い物にならなかったよ。
少々描くことから遠ざかってしまっているので、しばらくインプット期間としていろいろネタ練ったりネームきったりして充電を試みることにします。こちらの更新もまったりモードになるかと思いますが、思い出したようになんかアップさせると思うのでまた覗いていただけると嬉しいですー!