そんなわけでヨミ様。
最近また筆がブームみたいらしいです。さくさく太い線がかけるのが楽しいのよ。
しかしヨミ様もこんなに悪人面なのに、めっちゃ部下に慕われててしかもヨミ様も部下の命守るために自分の命かけてみたりするんだもんな。そりゃ部下も安心して手下やってられるってものよ。
そんなわけでさっきの続き。
自分語りもはなはだしいので暇なときに流し読みするに最適かもしれないこの残念さ。
でな、私が前からワーワー好き好きあいしちょると言ってはばからない作品が、4つあるんだ。
なんか知らんけど昔から謎の執着を持っていていまだにその執着は衰えるどころか激化するんだけど、それらが以下
・ルパン
・ロクマン
・バビ2
・蒸気
という、一見すると本気で何の共通点もないと違うかってくらいなんかばらばらなのね。
でもこれ、一貫した俺好き共通ルールがあってな。私も最近しっかり自覚してすげえびびりました。
まずな、どの作品も主人公がおっかない。
これ書くと語弊が出るかもしれないんだけど、自分基準で言ったら本当に主人公たちは皆どこかしらドS要素満載で大変に好みだと思うのだ。
なので下に主人公の紹介と、ジャンル分からない方のために無駄に基本スペックも書いてみるよ!
・ルパン-ルパンさん
もう説明不要だと思うんだけど、この人は本当にどこまでも自由でさらに外道ですばらしいと思うのです。目的のために手段選ばないところとか、息すうみたいに普通にやってるもん。それを悪いと思わないのがもうおっかなくて素敵。
もう感覚がなにかもう常人とは違うから、やるときは躊躇しない冷徹さも魅力だと思うんだ。
個人的にこの人は25-28歳くらいであるといいなあとか思ってるわけです。でも思春期。すんげー思春期。気に入った人に対しては本当になついてでれでれするから、なんか野生動物みたいな人だと思うのよ。肉食獣の。
・ロクマン-ロック
正義のロボットかつ世界最強の戦闘ロボット、しかし外見は10歳前後のちみたんというこのギャップがすでにやばい。
そしてなんか近年不安定でさ、うっかり生身の人間相手に死ね言い出しちゃったよ!しかもハゲが操縦してるカプセル余裕で撃墜させちゃったよ!と、どこかしらにいい感じ殺意秘めているのがたまらんわけだこれが。
正義のウラに見え隠れする狂気みたいなものが個人的にツボなんだが、謎フィルターかけすぎなんだろうかと頭抱える。
・バビ2-2世
この子は…普通の中学生だったのに、気がついたら巨大なロボに命じて敵の人間(生物兵器だが)踏み潰したり、レーザー光線浴びせて人間満載の基地吹っ飛ばしたり、正義のために手段を選ばないキングオブ冷徹な正義の少年です。
こえええー!ほんっと後半はヨミ様のがいい人なんじゃないかって言うくらい手段を問わないのですが、しかしその正義という名の残酷さがたまらなく素敵。
でも見た目は普通に子どもなんだよなあ。やはりそのギャップが最大の魅力なのか。
・蒸気-鳴滝
たぶんこの中では一番常識持った正義の主人公だと思うが、なかなかどうしていい感じに外道でもあります。あと不死身!すんげー不死身。ざっくり切られても血半分抜かれても半日で回復完了の超人15歳。
謎の探偵道具と銃で武装してでかいロボや変態怪人と日夜戦うのでそりゃ外道にもなるわな!と思うのです。
ちみっこいのに言動は40台おっさん並みというのは、もうね、たまらん。
こんな感じで、総じて主人公は「冷徹」「最強」「不死身」を抑えているのが良いらしい。
あと年が若いのも大いなるポイントだ。敵と年代が離れれば離れるほど望ましいという、なんぞこの趣向といいますグスン。しかしこれ本気で直らん。
で、対する敵側のスペックも確固たる厳正なルールがあったりするからまた困るんだわー。
とにかく、年がそれなりに行ってて、部下大量にいて、人望に厚く、そして本人が人情味あふれるというのが良いみたいだ。そこは譲れん、我が大いなるファザコンの血が騒ぐ。
・ルパン-警部
今更説明の必要も本気でないけど、あの懐でかいおとんは本当けしからんな。親衛隊もとい突撃隊の面々にも普通に慕われていい上司としてみなされてるもん、なんだあの仲良し団体!
しかし警部、後ろに部下たくさん引き連れて先陣を切って進むお姿はなんであんな、なんかかっちょいいの惚れるだろ…。
あとは、あのあきらめなさと、何だかんだいって赤い人の危機にはちゃんと助けに来てくれる、あの無条件の信頼関係がたまらんのです。たまら…んっっっ。
でも最終的にもし赤い人をどうにかしなければならないとなったとき、息の根止めるのは自分の手で、むしろ相打ちでかまわんくらいの覚悟持ってるのが、もう…もう…。
そして人情にあふれてるよなー。風魔んとこでじいちゃんを連れて行くとき、何の迷いもなく背中差し出しておぶっていった瞬間に私の何かで多大なる理想像人事異動が執り行われたといいます。ありがとうございましたしあわせです。
・ロクマン-ワイリー様
この人も自作のロボに囲まれて、世界征服ー!!とやっているお姿がもはや至極!8んときのOPにある、謎のフロッグ白衣たなびかせながら高笑い、背景にボスたちみたいな構図がどうしてこんなにも似合うのアンタ…。
そしてロボのために命かけて宿敵青い子の前に立ちふさがれるおとんぶりに何度失血死寸前にまでなったかわかんねえ。とくに黒い子に対するあのあふれんばかりの愛はなんだ!なんだちくしょうこのおとん!
あれ絶対世界征服の理由って、ロボのための楽園作るためだろうなあって思う。人間に使い捨てられない、ロボが自立して暮らしていける場所を作りたい、ロボットのために戦うただ一人の人間みたいな位置づけが死ぬほどもだえさせてくれます。ああ…。
そして時たま青い子たちと目的一緒にして一時的に手を組んだりするところとか好きだ。この人らもなんだかんだで結構互いのこと好きだったりするんだよなあって、実にしあわせです。ありがとうございます!
・バビ2-ヨミ様/伊賀野さん
ちょっと敵枠ってくくりだとおかしいんだけどさ。
まあヨミ様はいいのよ見事に敵だ。この人も部下大事にする人でさー。もともと新興宗教の始祖だったこともあって全国に信者も多くいるし、部下はヨミ様に心酔してるし、本当すばらしい理想の上司です。
有事があったら部下のこと全力で守ってくれるもんよ!!あんだけ部下いるのに使い捨てないよ!限界まで助けようとして、基地の危険と部下一人の命をてんびょうにかけて苦悩するお姿すら見られる。2世どれだけ外道だよという瞬間だ。
そして、たくさんの部下と強大な軍事力、恐るべきロボット工学を持ち合わせているのにもかかわらず最終決戦は自分の体と超能力だけ!という1対1をかたくなに守り続ける男気がたまんねえ。
決して2世を子どもとみなさず、倒すべき敵として全力で向かってくるお姿に惚れ申した。無条件でカッコウイイ人です。
あとね、二世のよき理解者でかわいいーおっちゃんがいるんだけど、それが伊賀野さんで。
この人もいい感じに俺ルールにのっとってくれてて大好きなんだ。初めて二世と会ったときはこんな子どもに…と不満たらたらだったのに、最終的には傷ついた二世をおぶって敵地脱出してくれたり、ヒャッホー!また二世と組んで仕事できるんですね!と超喜んでたりと大変好みでした。
あと大いなる姫ポジションもポイント高いぜ。必死になって敵に対抗するも、敵が余りに強すぎてなすすべもないとか、たまに敵に人質にされてみたりとか催眠術かけられて二世襲撃したりとか大変おいしいポイント押さえまくってます。好きです!
あとあの世界で唯一的に一般の人間なんだよなあ。二世の化け物振りと対比して、本当に謎の親近感湧くんだこれが。
・蒸気-機械男爵/鬼瓦刑事
これもちょっと敵というか別枠。鳴滝坊ちゃんにはファンタムって言うバッドマンの親戚みたいなマッスルイケメンの宿敵がいるんだが、それよりも何よりも私はこの二人を推す。
なんか結局のところ、三枚目要素がないと駄目なんじゃないかって思うのだ。いいぞ三枚目、かわいくて格好良くて最高だ。
で、機械男爵は、もう鳴滝君眼中にないから!むしろその後ろに控えている強力っていう鉄人28号っぽいロボの子を愛してストーキングに精を出しているナイスガイだ。
本当に敵のロボにボッコにやられて、そしたら芽生えた愛!みたいな、本当に愛すべきアホです。
命がけで愛するもんなー。愛すべき強力守るためならこの身など惜しくない!とダイナマイト体に巻きつけて敵陣に突っ込んでくとかないから!ほんっとアンタ…なんだろうこのかわいい敵。あとこの人の背後にもロボが一杯いて、しかし慕われてる上司というよりわがままでほとほと手を焼いてる役立たずな課長的な扱いがまた素敵。
あと、鬼瓦さんはもうマスコットです。熱血!タフ!ドジっ子!姫!どこをとっても完璧。かわいいがお仕事。
でっかくて、ごつい体で俺様一番!な感じなのになんであんなにかわいいんだろうなー。
カッコよく決めたつもりでいつも空まわっちゃう感じがまたかわいいのです。坊ちゃんに何気に敵対心持ってるところとか。しかし坊ちゃんに結構言いように使われておるさすが坊ちゃんドS。
でも頑張り屋さんなんだよな。あきらめないところは本当にカッコウイイ。
なんだ、どのキャラ見てもあきらめるってことをまず考えないタフな人たちなんだ。タフ万歳!
こんな感じで、クール系?な主人公と熱血系の敵という条件がどうにも好きでたまらんっぽいわけです。アツい主人公も大好物なんだ!だけどヘンな執着持つのは決まってこの形。
とりあえずがんばりやさんはいいものだ。あきらめないタフさは人類の宝だ。
なによりも三枚目であることが最重要だ。
物語を一番アツくしてくれる要素は三枚目にあると信じてる人生です。
やべえなー好きすぎて原本の本やゲーム見だしたら止まらなくなる。